本当は弱い自分。気づいたら人前で泣けなくなっていた。

こんにちは。撫子です。

社会人となり、1週間が経ちました。
やはり、環境や人間関係が変化するとなかなか落ち着けないです。

私は人前で泣いたことがありません。
もちろん幼い頃は怒られたりすると家族の前で泣きましたが、その頃から、とても我慢強い人間だったと思います。

周りからは「撫子ちゃんは強いね、我慢強い子やわ〜」などと言われて育ちました。おばあちゃんには、「大人しすぎる、もっとはしゃいでみな?自分をアピールしないと」と言われ続けてきました。

そして気づいたら22歳。人前で泣けない人間になってしまっていました。

普段はよく笑うし怒ったりもするしおしゃべりも好きだし普通の人間です。というか、表面は誰にだってそう映りますよね。でも、本当はもっと弱いのです。弱いのに弱さを見せられないんです。

これまで育ってきた環境がこんな私を作り上げたと思います。

物心ついた時から母から「すぐに泣いたらダメよ。」とか、「泣いたらいいと思わないで。」と叱られ、周りからは「撫子ちゃんって泣かないよね、泣いたところ見たことない。」と言われてきました。

私は、母に怒られるのをとてもとても恐れていました。
幼いながらに母に怒られると、どうしょうもなく怖くて生きた心地がしなかったので、行動や言動には慎重になってしまいました。そして何をするのも母に怒られないかと、考えてしまう臆病者になってしまいました。

泣くことはいけないこと、恥ずかしいこと。

という考えが当たり前になり、友達の前でも涙は見せませんでした。

本当はすごく泣きたかったし、わんわん泣けたらよかったのになーって今になって後悔しています。

今更、過去の教育を責めてもどうにもならないとわかっているので、とやかく言いませんが、私はもっと自分軸を持った人に育ちたかったです。

周りの人が羨ましいです。わがまま言っても愛されている子や、親の期待通りに行かなくても愛されている子が。

私は母にああしなさいこうしなさいと言われて、その通りに生きてきました。大学選びも就職先選びもさらには恋人との関係も、結局は「親がどう思うか。」でした。

常に親の顔色を窺ってここまできてしまいました。情けない。けど、そうすることが自分を守ることにつながっていたんです。

親の期待外れなことをすると機嫌を損ね、怒られると分かっていたので期待に応えようと必死で、本当に大切な自分らしさを失ってしまった。

それくらいに怒られることが怖いし、期待から外れることも怖い。

多分私はこの家にいる限り、自分らしく生きていくことが難しいと思います。

まずは私は人前で思いっきり泣ける人を、見つけたいです。友達でも恋人でも誰でもいい。

アダルトチルドレンちっくな部分を認めてくれる誰かが必要です。

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