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適応障害になる前に放置した身体のサイン

去年の夏に派遣で働いてから数か月経った昨年11月末、適応障害と診断されました。 

とある日
胃もたれ、冷や汗、吐き気で早退。
ただの体調不良だと思っていたのですが、出勤日になると涙が止まらない。

1時間くらい涙が止まらないのが1日の間で数回繰り返され、異変を感じ病院へ。
数日間欠勤→研修で復帰するも3日で離脱→あれよあれよという間に退職。

流れるように時間が進み、振り返ろうと思っても

ぶっちゃけ記憶がない


涙が止まらなかったことも、今後をどうするかを派遣先と話した内容も実はあんまり覚えていません。

最近になって少しずつ思い出してきたこと、書き留めていたメモなどがあったので、備忘録として書いておこうと思います。



■適応障害になる前に感じていた「違和感」

①空がきれいだと思わなくなった

感受性が豊かな方なので、季節の移り変わりや晴れたときの空が大好きだったはずなのに、目を向けられなくなっていました。

当時は「感覚鈍くなってきた…?」くらいにしか思っていませんでした。


②動画を倍速で見られなくなった

せっかちなので、動画は常に1.75~2倍速で見るのが当たり前の生活をしていたのですが、診断される前は1倍に戻していました。
(1倍でも内容が入ってこないこともありました)

これも「疲れで脳の処理が追い付いてないんだな」と思い、重くとらえていなかったように思います。


③ジャーナリングで暴言が増える

書き出したメモを振り返ると「うるせぇんだよ」「ムカつく」とかそんな言葉が書かれているページを発見。当時は毒が溜まっていた感覚があったような気がします。


④仮病を使いたいと思っていた

「仮病をつかいたい」とはっきり書かれてたり、「熱がでれば休めるのに」なんて思ったりもしていたようです。

通常の体調不良での欠勤・早退でも迷惑をかけたと罪悪感を感じるタイプだったので、自分がここまで思うのは心身の異変が起きていたのだと思います。


■「ちょっと疲れていただけ」ではなかった

その他にも、夜中に起きたり、息が上がったり、文字が読めず、同じところを見返したりなどなど思い返せばいろんな症状が出ていたような気がします。

が、私は「ちょっとストレスが溜まって疲れているだけ」と捉えてしまいました。早退した日も、まさか数日後に涙が止まらなくなるとは想像していませんでした。

自分はほんの少しのストレスだと思っていても、身体はそうじゃない。
むしろかなりSOSを出してくれていたことに気づかされました。

いかに些細な異変に気づいて素早く対処するかの大切さを痛感したので、
お読みいただいた方や、その周りの方の異変に気がつくきっかけになったら嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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