成功法則その25【とにかく最初は真似をする。「我以外皆我師」の心構えで】
スポーツでも仕事でも趣味でも、何かを習得する場合は、とにかく自分より優秀な人の真似をするのが近道です。書籍やYouTubeで練習するのも良いですが、書籍やYouTubeの作者を訪ねて教えを乞うのがよいです。
知人に優秀な人がいればよいのですが、いない場合は紹介してもらったり、セミナーに参加したりという方法もあります。学生時代に部活に入っていれば先生や先輩に教えてもらえますよね。社会人になっても同じです。身近なところから広げで師匠を見つけましょう。
そして師匠を見つけて教えを乞う時の心構えは「我以外皆我師」です。「我以外皆我師」とは、『宮本武蔵』『三国志』などの小説を執筆した作家 の吉川英治氏が座右の銘としているもので、「自分以外は全て、自分に何かを 教えてくれる先生である」という意味です。
仮にビジネスで日本一であったり地域ナンバーワンであったりしても、習いたてのスポーツでは初心者です。それが水泳であれば、お隣の小学校5年生のお嬢さんの方が上手かもしれません。そうしたらそのお嬢さんが「師匠」です。プールで敬意を払って教えていただきましょう。
このように考えると、自分の回りの殆どの人々がなんらかの「先生」です。興味の無い事を教えていただく必要はないですけれども、興味のある分野であれば「我以外皆我師」という心構えで接しましょう。
私は空手教室に在籍していたことがあります。この時の先輩が飲み会の時に「我以外皆我師」を解説していました。その空手教室の流派の創始者である大山倍達先生がよく使われた言葉だということです。空手で一番である大山倍達先生が、他の分野で教えを乞う場合は、最上級の敬意を払って師匠に接するということです。
人との出会い、書籍との出会い(著者との出会い)は師匠に接することができるチャンスの宝庫です。
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