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成功法則その34【ねばり勝ちという勝利】
既に他界している実母の言葉を紹介します。私が幼少の時の言葉であり、とても印象的で、その後の私の学業とビジネスに大きな影響を与えました。
母は結婚前、長期間にわたって父と交際していました。交際といっても殆ど父に相手にされず友達のような存在でした。母は父のことが大好きだったのですが、父はそう思っていなかったらしく、他に恋人ができたり別れたり、できたり別れたりを繰り返し、母の思いは遂げられませんでした。しかし10年以上たって、気がついてみたら父の横には常に母がおり、プロポーズの上、結婚することになったそうです。
母はこのことを「ブサイクの粘り勝ちね」と笑って私に言っていました。なるほど、思いを遂げるために長期間にわたって諦めなければ、ライバルはいなくなり、そして最後に一人残ることによって、一番になれるんだと理解しました。
好きであれば、勉強でも、スポーツでも継続することで目標を達成できます。「継続は力なり」「石の上にも三年」など昔の人は良い言葉を残したものです。現在も未来もこの考え方に間違いはないでしょう。
私は「ねがり勝ち」という勝ち方が好きです。実践しています。才能がなく短期間で勝利をおさめることができない人間のひがみかもしれませんが、とにかく今後も「ねばり勝ち」でいきます。
仕事は定年で引退してしまったので、現在はスポーツ(トライアスロン)を楽しんでいます。80歳まで続けて、どこかのレースで年代別順位でよい成績を残せたらいいなあと思っています。