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幸せの形を決めるのは、わたし

おはようございます。
本好きライターのりえです!

今日紹介する本は”不幸の家”と呼ばれたある一軒家に住んでいた、5つの家族の物語です!

海を見下ろす住宅地に建つ、築21年の3階建て一軒家を購入した三保理と譲。1階を美容室にして改装したその家で、夫婦の新しい日々が始まるはずだった。
だが開店2日前、近隣住民から、ここが「不幸の家」と呼ばれていると聞いてしまう。
━それでもわたしたち、この家で暮らしてよかった
「不幸の家」に居場所を求めた、5つの家族の物語。

Amazonより

あぁ、この家族の前にこの家族が住んでいたのね。
あぁ、あそこの謎の落書きは、そういう意味だったんだ。
あぁ、あの言葉はここに繋がってたんだ。

と繋がりを感じながら伏線回収を楽しめる作品でした。
時間軸を遡っていく構成も楽しかったです。

家って”家族”や”幸せ”の象徴のような気がします。

自分が購入した家が「不幸の家」なんて呼ばれていると知ったら…一気に絶望してしまいそうですよね。

でも、暗い話では決してなくて。

しあわせなんて
人から貰ったり
人から汚されたりするものじゃないわよ

本文より

改めて、幸せの形を決めるのは自分しかいないし、物事の見方や捉え方次第で、見える景色が180度変わるんだなぁ、と思いました。

みんながそれぞれの幸せを求めて、必死に生きている姿に勇気をもらえます!

気になった方はぜひ!

では、また。


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さくら りえ@本を365日読むライター
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