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わたしの声を聴いて。

おはようございます。
あなたに届けたい本を紹介するりぃです。

自分の気持ちをいつも飲み込んでしまう
人と対立することが苦手
職場でうまく立ち回れない

そんなあなたに届けたい今日の本は

です。

前職の人間関係や職場環境に疲れ果て退職した茉子は、親戚の伸吾が社長を務める小さな製菓会社「吉成製菓」に転職する。

父の跡を継いで社長に就任した頼りない伸吾、誰よりも業務を知っているのに訳あってパートとして働く亀田さん。やたらと声が大きく態度も大きい江島さん、その部下でいつも怒られてばかりの正置さん、畑違いの有名企業から転職してきた千葉さん……。

それぞれの人生を歩んできた面々と働き始めた茉子は、サービス残業や女性スタッフによるお茶くみなど、会社の中の「見えないルール」が見過ごせず、声をあげていくが――。

一人一人違う”私たち”が関わり合い、働いて、生きていくことのかけがえのなさが胸に響く感動長編!

Amazonより引用

本当は思っていることがあっても、相手と気まずい雰囲気になるのが嫌。
身近な人に嫌われたくない。

だから、自分の本当の気持ちを押し殺して我慢してしまうことってあると思います。

大人になるほどにそういうことが増えていき、ストレスを抱えてしまう人も多いのではないでしょうか。

でも、わたしはそんなあなたを責めません。
だって、それが自分を守る手段でもあるし、毎日を何とか平穏に過ごす方法でもあるんだから。

誰だって毎日を穏やかに過ごしたいですよね。

主人公の茉子は、前職でのある出来事に後悔を抱えていて、だからこそ声をあげようとしています。
でも事なかれ主義の職場では、声をあげること自体が疎まれてしまう。
茉子は悩みながら、迷いながら、傷つきながら、でも声をあげることを諦めないんですよね。
声をあげるのってめちゃくちゃパワーがいります。

でもだからって諦めてしまったら、自分の声はなかったことになってしまうし、大勢の声にかき消されてしまうんです。

誰もが抱えるジレンマをリアルな感情表現にあぶり出す作品です。

こういう状況に共感しすぎて苦しかったけど、出会えて良かった作品です。

やっぱりわたしは自分の心の声を大切にしていきたい。

自分の心の声を大切にするために、強くしなやかになりたいものです。

なかなか難しいけれど、毎日本を読みながら、自分を励ましながら生きていきたいです。

気になった方はぜひ。

では、また。


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