ままならない人生も、君となら。
こんばんは。
あなたに届けたい本を紹介するりぃです。
女の友情はもろい
なんて言うけれど、やっぱり女同士の結びつきってすごい!
そんな女性たちの関係性を描いた作品を3作品紹介します。
親友って不思議な存在ですよね。
大好きなのに、相手に対してちょっぴり嫉妬したり、憧れたり、羨んだり。
自分と比べて落ち込んだり。
自分がいろんなことが上手く行かないときに親友が上手くいっているとちょっと焦ったり。(これは女性特有なのかしら?わたしだけ?笑)
女性同士、そして30歳目前という微妙な関係性の描写が上手いところがさすがの柚木さんです!
タイプは違うけど、みんながみんなお互いを想い合って支え合う姿に元気をもらえます。
今まで、親友に対してネガティブな感情を持っちゃダメだ…と思ってきたけれど、この4人みたいに、それを前向きなパワーに変えられるなら、それも悪くないかも、なんて思いました。
人生の豊かさと良い友人に恵まれることはイコールかもしれません。
大切な友人と一緒に年を重ねていくって、なんて心強いんだろう!
と思わせてくれる大好きな一冊!
わたしにも高校時代からの大切な友人がいて、若いころは毎年海外旅行に行ってたなぁ。
それを楽しみに仕事も恋も頑張れた!笑
今はみんな子育て中でなかなか旅行には行けなくなってしまったけど、年に数回は必ず会って近況報告しています。
また、みんなで旅行に行きたいね、って言いながら。
それがとてつもなく幸せなことだって再確認させてもらいました。
きっとこれから子どもの成長に伴う悩みや親の介護など、いろんなことが起こるんだろうと思う。
だけど、心強い友人たちと一緒に乗り越えていきたいと思いました。
こちらは余韻が…とにかくすごい作品です。
まさに運命の人同士だった結珠と果遠。
親友とも恋人とも違う、もっといびつでもっと深い、2人の関係と運命に目が離せなくなり読む手が止まりませんでした。
生きる世界がまったく違った2人。
だけど、母親に抱く複雑な感情を出逢った瞬間に感じ取った2人。
ラストはわたしの想像とは違うもので、でもこのラストだったから、この作品はこれからもずっとわたしの心に残り続ける気がしています。
子どもの頃は、自分では何も選べなかった。
だけど、今は違う。
そんなメッセージを受け取りました。
気になる作品はありましたか?
では、また。