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おひとりさま専用カフェへようこそ

おはようございます。
本好きライターのりえです。

慌ただしい毎日の中で、ちょっと休みたいと思う時はありませんか?

そんなあなたに届けたい、ホッと癒されるシリーズ作品はこちらです♡

今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。

この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ込みたくなったお客さんが、ふらりと訪れる。

SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込んだりして、疲れたからだと強ばった心を、店主そろりの料理が優しくほぐします。

Amazonより

迷った時、自分を見失ってしまいそうなときに、ふと出会う喫茶ドードー。
迷いな悩みを優しく包み込んでくれるメニューと、個性的なマスターの”そろり”が待っていてくれます。

第五話の【幸せになる焼きリンゴ】が特に印象に残りました。
年齢を重ねて第一線から退くべきか迷いテキスタイルデザイナーに向けられた言葉。

好きか嫌いか。好きなら続ければいい。自分なりの歩み方を見つけて。

幸せになる焼きリンゴ

わたしにとってこの言葉は、本であり、本について発信すること でした。

最初はただの読書記録として始めた発信活動。
一時期、いいねの数やフォロワー数のことを気にするようになってしまい、発信するために読書していた期間も正直ありました。
だけどその苦しい時期を抜けて、ここ数年はまた発信することが楽しくてやっぱり好きだな~と思うようになりました。

だから、好きなまま、続けていきたいです。ずっと。

いろんなことを難しく考えずにシンプルでいたいな、と改めて思いました。

こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」には、毎日をがんばり過ぎたお客さんがふらりと訪れる。

心が雨の日は、あなたも喫茶ドードーで雨宿りしていきませんか?

店主が腕によりをかけて作った「あなたの悩みに効くメニュー」をご用意して、今宵もお待ちしております。

美味しい料理に心がほぐれる連作短編集、シリーズ第二弾!

Amazonより

言葉ってすごく曖昧で、寄り添うってとっても難しい。
この作品を読んですごくそれを感じました。

一度外に出てしまった言葉は魂を持っていまいますから。
取り扱いに気をつけないといけないんですよ。
でも、あまり考えすぎてしまうと、何も言えなくなってしまう。だから訓練をするんです。戻ったり、やり直したりしながら。

第三話 時を戻すアヒージョ

不用意な言葉で無意識に誰かを傷つけたこともきっとあったと思う。
どうしても、自分の立場でしか物事を見られないし、考えられない未熟さがあるのは自分でも十分に分かっているつもり。

でもだからこそ、すごく言葉に慎重になって、気軽に話せなくなっているもどかしさも感じている今日この頃です。

いつまでも”想う”と”話す”の距離が遠いわたし。

そんな言葉に敏感な方におススメです。

いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

どんなにがんばっていても、やりきれない気持ちになるときがある。
他人と自分を比べて嫉妬してしまうアパレル会社勤務の女性、何かと白黒つけてしまいがちな保険会社勤務の女性…おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」には、さまざまなお客さんが訪れる。彼女たちは、店主の作る「あなたの悩みにそっと背中を押され、自分の力で悩みに答えを見つけていく━。
喫茶ドードーが今日もがんばっている人の居場所になれますように。心がほぐれる連作短篇集、シリーズ第三弾!

あらすじより

大人が社会で生きていくのって、複雑なことなんですよね。しかもいまは多様性の時代だから、生き方もいろいろで

第二話 やりきれない気持ちに蓋をするカスタードプリン

今回の第三弾は、出てくる女性たちみーんな悩んでるんですよ。笑

多様性の時代とよく言われるけど、選択肢が多すぎるのも逆に悩みの種になりますよね。

でも、ちゃんとみんな自分で答えを出す力持っていて、自分の人生を自分で選び取っていく姿に勇気をもらいました。

悩んだら悩みながら進むのもありだと思うけど、タイトルにもあるように、一旦立ち止まって”ひとやすみ”するもの良いのかも。

こんなおひとりさまカフェがあったらわたしも通いたいな。

気になった方がいたらぜひ読んでみてくださいね♪

では、また。


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さくら りえ@本を365日読むライター
本の素晴らしさを伝えるライターになるべく奮闘中です!いただいたサポートは本の魅力を広める活動に当てさせていただきます📕💌🙇‍♀️

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