安部公房ー安部公房論、30論、その総括と、目次ー
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安部公房論を、30編書いた。これで、目標の到達である。長い様で短い時間だったが、必死に頑張れたのも、読んで頂いた方々がいらっしゃったからである。本当に、感謝の意を、心から、申し上げる。安部公房論は、実直に言えば、やはり舞台裏の評論やエッセイから、小説の裏を取る作業が非常に楽しかった。安部公房の方法論を知る事、それが最大の目標だったからである。これにて、安部公房論を、終えようと思う。以下、目次とする。
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①安部公房論ーその奇怪なる小説推移ー
②安部公房論ー滲み出る恐怖と心理ー
③安部公房論ー砂漠の思想を視座に据えてー
④安部公房論ー内なる辺境/都市への回路、を中心にー
⑤安部公房論ー埴谷雄高との共通項についてー
⑥安部公房論ー日常性への宣告、または、時代の壁についてー
⑦安部公房論ー全集第一巻から、小説の残低ー
⑧安部公房論ー全集最終巻、十五巻からの、安部公房方法論、そのⅠー
⑨安部公房論ー全集最終巻、十五巻からの、安部公房方法論、そのⅡー
⑩安部公房論ー全集最終巻、十五巻からの、安部公房方法論、そのⅢー
⑪安部公房論ー題未定(安部公房初期短編集)から読解Ⅰー
⑫安部公房論ー第一の手紙~第四の手紙(安部公房初期短編集)から読解Ⅱー
⑬安部公房論ーキンドル氏とねこ(安部公房初期短編集)から読解Ⅲー
⑭安部公房論ー新潮2024/3、における、特集「安部公房生誕100年」の記録ー
⑮安部公房論ー問題作、『壁』についての雑考Ⅰー
⑯安部公房論ー問題作、『壁』についての雑考Ⅱー
⑰安部公房論ー問題作、『壁』についての雑考Ⅲー
⑱安部公房ー『飢餓同盟』論、その1ー
⑲安部公房ー『飢餓同盟』論、その2ー
⑳安部公房ー『飢餓同盟』論、その3ー
㉑安部公房ー『飢餓同盟』論、その4ー
㉒安部公房ー随筆集、笑う月(笑う月)に関してー
㉓安部公房ー随筆集、発想の種子(笑う月)に関してー
㉔安部公房ー随筆集、鞄(笑う月)に関してー
㉕安部公房ー『箱男』論、その1ー
㉖安部公房ー『箱男』論、その2ー
㉗安部公房ー砂の女、の成立背景ー
㉘安部公房ーカンガルー・ノート、の位置ー
㉙安部公房ー安部公房論から読み解く、安部公房、その生涯ー
㉚安部公房ー安部公房論、30論、その総括と、目次ー