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魚釣りから、コロナ禍での自然環境を考察する。沖縄離島より。

9月となり、暦の上では秋である。
趣味である釣りの夏シーズンが終わった事を受け、少しこの数年を振り返ってみる。

今年は、不調のシーズンであった。釣り上げた魚数は例年並みであるのだが、自己記録を越える大物、新たに釣り上げた新魚種もなかった。

最も釣果が良かったのが、あのコロナ禍の2年間であった。(2021、2022年)
魚種も豊富に釣れ、大物を何度も釣ったのだ。過去最大の自己記録を釣り上げたのも、2021年であった。
(我が釣り論で、大物とは全長40cm以上を言う)

毎年、釣りを行う場所は同じであり、釣りに行く回数も例年ほとんど変わらない。

年毎に、潮の状況や気象によって魚の活性化にも影響があるのは事実であろう。
だが、個人的にはコロナ禍が釣果に大きく関与している事を強く感じているのだ。

コロナが蔓延してたあの当時、沖縄の離島であるこの場所は、本当にビックリするぐらい人が居なかった… 

観光業によって成り立つ島だと、改めて島民は実感しただろう。観光業や飲食店に従事していた移住者は、次々と契約を切られ島から出ていく。そんな、別れの多い時期でもあった😢

結局のところ、海にも人が居なかった!笑

釣りに出かけても、人に出会うことなく、大自然、絶景を一人占めできた日々を思い出す。

孤独が好きな自分にとっては、もう戻れない、ある意味、最高のコンディションでの釣り三昧の日々を送っていた。

今は釣りに出かけると必ず釣り人を見かける。もちろん、シュノーケルなどマリンレジャーを楽しむ人がたくさんいる。

人が海に入水すれば、当然ながら魚は人を避け遠退いていく。
釣り人が多ければ、魚はルアー(疑似餌)を目撃する機会が増える。あるいは、ルアーに掛かりながらも、逃れた個体が増える。
結果的に、魚の警戒心がますます高まるだろう。

ルアーとは何か?をしっかり認識する、賢い個体も存在してると思っている…
危険を伝え合う、コミュニケーション能力がありそうな気もする。

人の海への流入度は、間違いなく釣果と関連がある。結果的にはコロナ禍での島の自然環境は、ここ数年ではダントツに良かったのだと結論付けられるのだ。

結局は、人類が自然を破壊し、人類さえ居なければ自然環境は豊かになる。
そんな、定番的な堂々巡りの談義へと繋がっていくのだ。

そんな事を思う、釣り終わりの今の気持ちであります。今日も読んで頂き、ありがとうございました!!















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