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寂しいという感情について

おばあちゃんが亡くなってそろそろ1年
大好きな姪にも会わないようになった
父も母もいるのに会わない、会えない、会わない


寂しいという気持ちくらいこれまで何度も感じてきた
でも今の"寂しい"はいつものとは違う

永遠に1人のような、この世で1人ぼっちになったような
誰からも見てもらえない、空気のような物になってしまったような気分

誰も知らない人、私は誰なのだろう?

 怖がりで、でも本当は寂しがりやなのに今までは自ら"1人になる"事を選んできた
なのに今回は本当にたった1人きりになってしまった孤独に苦しんでいる

人に感情を伝える事が苦手だから、いつも隠して生きてきた
悲しそうとか辛そうとか悟られたくなかった
でもその中には"甘え"が存在していたのだろう

1人になっても誰かが気にかけてくれるだろう
意地張って見せてるけど結局家族が心配してくれると、心のどこかにそんな甘えを持っていたからそういう行動に出てきてしまったのだろう

でも今は違う、何か気付かなくていい事に気付いてしまったような
実はずっと1人だったんだと知ってしまった。

親の愛情不足とかではない
親は親なりに何かあるのだと思う
でもそれってとても悲しくて辛い事で、知りたくなかった


こんなにハッキリ「寂しい」と他人に向けて表現するのは初めてかもしれない

毎日毎日寂しくて心細くて不安で悲しくて…

ずっと1人になりたいと思っていたはずなのに

物理的な1人と精神的な1人のあまりにも大きな差に気持ちが付いていけない

今は物理的にも精神的にも1人ぼっち

寂しい、寂しい、寂しい、

もっと上手く甘えられたら違ったのかな?
なんで気持ち隠しちゃうんだろう?
すぐに逃げて勝手に落ち込んでなにやってるんだよ自分


とにかく毎日寂しくて
1人ぼっちだと実感したくない

でも、誰もいない

間違えちゃった

色んな人を間違えてたくさん傷付けてきたと思う
自分勝手すぎた


人との関わり方が分からない

傷付くのが怖い、傷付けるのも怖い


トゲトゲだらけだった心が、今はトゲトゲも無くなっちゃって皮の剥けた臓器のような、耐え難い痛みしか感じられない物になってしまった

痛い、苦しい、

そして1番は寂しい…

自分で孤独を選んだくせに
生きていく方法を知らなかった
全部自分で壊してた

失敗しちゃったかな?
間違えちゃったかな?

すごく、すごく寂しい


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