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バナナといったら黒から広がる世界

家から歩いて5分のほど近いところにあるお米屋さんは、行く度に何かしらオマケをくれます。最近もらったのが、手のひらに収まるほど小ぶりで黒っぽく粉をふいたバナナ!?


パッと見、木の枝に見えたけど、嗅いだことのある甘~い匂いは、間違いなくバナナ…!!43年生きてきて、ここまで真っ黒なバナナは初めてお目にかかり、ちょっとしたカルチャーショックでした。黄色から茶色の斑点に覆われたぐらいが熟して美味しいという通説に先の境地があったとは驚きです。

いつもオマケをくれる愛想がいいお姉さんはタイ出身で、向こうではモンキーバナナを干して保存する文化があるようです。YouTubeに調理過程をあげてる人がいて、興味津々に見入ってしまいました。

ザっと簡単にまとめると次の手順でした。
1.バナナをほどよい大きさにカットする
2.蒸し器に潰れないように並べ、10~15分ほど蒸す
3.65℃に設定した乾燥機に8時間入れ完成

家には乾燥機がないけど、梅干しやドライフルーツのように天日に干しておけばできるのかしら?という素朴な疑問から、さらに検索をすすめると…塩水に少し漬けて洗い、10日間ほど干せばできるようです。

YouTubeでは紅茶のお供に添えられていた干しバナナだけど、どうもそのまま食べる気にはなれず、ブラウニーに刻んで入れてみました。黒い生地にほんわか馴染み、甘い香りが鼻からフワッと抜けていき、いい仕事をしてくれました。一足はやいMy Valentineを満喫。

もらった時は使い道がわからなすぎて、どうしようかと思いましたが、目新しい食材に出会えたのは幸運です。干しバナナを作るまでには至りませんが、どこかのタイミングで役に立つ日が来るかもしれません。クリエイティビティを引き出すのに充分な刺激でした。

暮らしに彩を添えてくれるプチチャレンジ探し、習慣にできたら楽しくなりますね。さぁ、次は何しよう…そう考えれる時間が幸せです。


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