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称号と色眼鏡でワンオペ育児を乗り切る

子どもが成人したのを機に、Noteプロフィールを書き換え【ワンオペケア専門家】という称号を自分に与えてみました。30年という月日は、そう名乗るに充分すぎるのではと思い立ったのは、先日読んだ喜多川泰さんの「手紙屋」という本に影響を受けたから。

就職活動する青年が手紙屋さんとの文通で、働くことの捉え方が変わり成長していく姿が頼もしく、ワンオペでもそんなふうに仕事できたら素敵…と思える理想郷がありました。手紙屋という仕事を創った発想も面白いと感じたのですが、考えてみるとNoteはそのリアル版かもしれません。

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手紙屋が青年に授けた、家庭や職場の人間関係を円滑に進める知恵の一つが称号でした。人を買いかぶって色眼鏡で見て呼び名や役割を与えると、その通りの人間になろうとしてくれるという趣旨のことが書かれていて、とても共感しました。

あなたにもそんな体験ありませんか?

ここでポジティブな例を出せればいいのに逆になってしまうのが悲しい性。
ですが、逆の立場から学べることって地味に大きいと思います。

私には不名誉な称号がありました。
「本当にわがままで自分勝手な子!!」
怒った母から吐き出された言葉です。

お母さんあるあるな文句でしょうか?

子育ては思い通りにならない連続です。
私も母となり出勤前の慌ただしい保育園送り〜
学校へ上がってからはお手紙提出の催促~
お手伝いやお片付けおこずかいなど
生活で小さな思い通りにいかない出来事が積もると
道を塞いでしまう山となります。

子どもってわがままというか、あるがままというか、本当に自由です。

身近な大人の影響を受けるので、どんな称号を与えて接するかが大切。
仮に不名誉な称号を吐き出してしまったり、吐き出された称号に身動きが取れなくなってしまっても、上書き訂正できれば救われると思うんです。

私が不名誉な称号を都合よく勝手に書き換えれるようになったのは最近。
○○セラピー、○○コーチング、○○セミナーなどに数百万を費やし、10年近い歳月を経て、周り巡って得た気づきはシンプルでした。

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