相手の立場にはたてない

相手の立場に立って考えることが大事ですよって聞いて育ってきたけれど、本当にそうなのかなと疑問が浮かんだ。

だって、相手の立場に立てるわけがない。今まで生きてきた環境も性格もぜんぶみんな違う。だから考えたところで、私がその状況ならどう感じるかを想像するしかない。
相手の気持ちを考えましょうも同じ。相手の気持ちはわかるはずがない。

なのに、私は、相手の気持ちを必至で探そうとしていた。嫌じゃない？私はあなたを不快にしてない？と。誰かが不機嫌だと自分の態度を反芻させた。

相手の立場に立って考えるということは、自分が不快に感じることを相手にしないように、自分が心地よい態度で接しましょうとゆうことかなと思う。自分がされて嫌なことを相手にしていると、私がきっと不快だから。だから、自分が心地よい振る舞いをしていく。
相手の気持ちを考えましょうも同じで、自分の気持ちを考えましょうなんではないかと思った。

誰かに不機嫌を撒き散らされたとき、影響を受けないはずがない。イライラ、悲しい、迷惑だ色んな感情が出てくるけれど、それを感じ切る。その後、その人の気持ちや状況はわからないけれど、相手は何か嫌なことがあったり、辛いことがあったのかもしれないとゆう視点を持てるといい。
確かに私に対して、不機嫌をぶつけられたけれど、私が原因ではないし関係もないと思うゆとりができるかもしれない。

周りの大切な人の気持ちを考えるより、その気持ちがみえたときに寄り添える私でいたい。
お互いを尊重できているっていうことは、気持ちをわかってあげられることではなくて、あなたの気持ちはわからないけれど、あなたはそう思っているんだねって受け入れることなんだなと思う。
意見が自分と違っても、あなたはそうなんだね、私はこうだよとお互いにありのままの自分でいられる関係を大切な人と築いていきたい。