【Vol.6】アラフォーでベンチャーからJTCに舵を切った男の転職記
皆さんはじめまして。哲二と申します。
郊外のニュータウンに住むしがないアラフォーパパです。
私は大学院卒業後に新卒でベンチャー企業に入社し、6年勤めた後、独立した先輩につられてベンチャーから更に小さいベンチャーに転職をしました。そこで数年間働いた後、昨年、いわゆるJTC企業に転職をしました。
職種は元々エンジニア職ですが、これまで勤めたベンチャー企業は2社ともとても小さい会社だったのでドブ板営業も事業企画も経理も広報も幅広く経験があり、経歴は少し変わっているかもしれません。
今回は、友人の紹介で知り合った歩兵くんからFacebookでメッセージをもらい「JTCからベンチャーに出た話は良く聞くけど、逆にベンチャーからJTCに転職した人の話は珍しいので是非noteを書いて頂けませんか?」と依頼を受け、こんな私の話でも役に立つのであればと記事を書かせて頂くことにしました。
●これまでの経歴
簡単にこれまでの経歴を書いていきます。
私は関西出身で、大学は東京の大学工学部卒。そのまま大学院でも研究を続け、26歳で東京のベンチャー企業に就職しました。
私が所属していた研究室の卒業生の多くは大手か外資ITに就職していました。そんな中で私だけ進路が異色だったので、教授から「お前本当にそこでいいのか?後悔しないのか?」と何度も聞かれて心配されたのを今でも鮮明に覚えています。
私が新卒でベンチャー企業を選んだ理由は、学生時代からその会社でインターンをしていたのでとても居心地がよかったのが大きいです。また、インターン先でちやほやされていて無駄に自己評価が高くなっていたことで、当時は「別に嫌になったら行きたい企業に転職すればいいしな」ぐらいにしか考えておらず、ベンチャーに行くリスクは全く考えておりませんでした。
ですので、就活はほぼせずに安直に進路を決めました。
前述しましたが、職種はSEでしたが、いかんせん当時は従業員が30人以下の会社だったので、営業や事業企画、時には広報業務や経理業務も兼務していたこともありました(笑)。
バリバリ理系の私がプレスリリースの編集業務を手伝ったりと、今思えばよくやったなと思いますね。
そして6年経った32歳の時、独立をした先輩に引っ張られ、ベンチャーから更に小さいベンチャーに転職しました。
不安がなかったかと言えば嘘になりますが、不安よりも「SEなのに営業から広報まで何でも出来る自分の自信」の様なものが勝ち、そこまで生まれたてのベンチャーに行くのに抵抗はありませんでした。
1社目では色々経験した後、最終的にプロダクトマネージャーを担っていました。2社目では5年サービスマネージャーとして働き、昨年転職した会社では2つの新規事業のProject Managerとして働いています。
簡単に経歴はこんな感じです。
ここからは、今回の記事の肝であるJTC企業への転職の話を書いていきます。
●私がベンチャーを去った理由
経験したベンチャー2社での仕事はとても楽しかったし、適当にふらふらと60歳ぐらいまでゆるゆるとこんな感じの働き方でもいいやと思う時期はありました。
小所帯だからこそ、知っている人しか社内にいないので気が楽だし、意思決定も早く、良い意味で会社っぽくない感じが好きでした。
そんな中で私がなぜ転職をしようと思ったのか。
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