絶滅危惧種の鳥が浅草の「鳥カフェ」で売られている謎
世界的に絶滅危惧種に指定されている鳥「kea(別名ミヤマオウム)」が、浅草のカフェで180万円で販売されています。ニュージーランド南島固有種の鳥で、現在数千しかいないと言われ保護されている鳥がなぜ浅草で?
今日もstuff.co.nzのサイトで見つけた記事をご紹介します。
カフェの担当者は言います。
「このkeaはヨーロッパで育てられ輸入されて、日本国内のみの販売。3歳の雄で元気でとても健康です。それ以上話すことはありません。」と。
合法的に輸入されているそうですが、本当かな?ブラックマーケットがどこかにあるのでは?
そして心配なのはその生育環境。
keaの保護団体the Kea Conservation Trustによると、keaはとても社会的で複雑な生態を持っており、半日ケージに放って置いただけでも彼らにとってはまるで刑務所にいるような苦痛を感じるそう。特別な飼育環境が必要とのことです。
ちなみにkeaは2017年にレッドリストにも登録されています。
ペットショップとかって虐待以外の何物でもないとNZパートナーはいつも言います。
「猫飼いたい」と私が言うと、「狭い家で買うなんてかわいそう。ちゃんと外走り回ってネズミ追いかけたり外でウンチしたりできる猫の幸せを考えてあげないと。マンションでなんて飼えないよ」と諭されます。
確かにそうだなと最近思うようになって、動物園に水族館にももう長いこと行ってない。正直ペットショップで絶滅危惧種売るとか、正気の沙汰とは思えません。