カタツムリは雨が好き・・・でもない
梅雨といえばかたつむりと紫陽花の組み合わせが風物詩としてよく知られています。しかし、どうも「かたつむりは雨が好き」・・・というわけではないらしいです!かたつむりは、海にすむ貝の仲間ですが、肺呼吸をしているので、
雨がたくさん降って地面に水たまりができたとき、もしそこにかたつむりがいたら溺死してしまいます。そこでかたつむりは雨が降ると高い場所へ移動するわけです。
だから雨の日に紫陽花の葉っぱの上にいるかたつむりは、「わーい雨だ!」と喜んで水浴びをしているのではなくて、「あぶねー、溺れるところだったぁ!」と地面から必死に逃げてきた避難民だったんです。
最後にカタツムリのすごい移動能力についてご存じですか。
切れ味抜群の日本刀の刃の上にカタツムリを置いてみると、たちまち真っ二つ・・・ではなく、なんとカタツムリはゆっくりながらもいとも簡単に歩ききってしまうそうです。