～現在・過去・未来～ 『 git status 』、『 git log 』 は頻繁に使うよ

前回までで、( first ) commit をしてローカルリポジトリに記録しましたね。

今回は、追加でコミットして、それまでに記録したメッセージを見てみようと思います。

あとついでに、変更を加えた際に画面上ではどのような変化が起こるのかも紹介したいと思います。

ファイルに変更を加えてみる

「test.txt 」は空のファイルだったのですが、ここに下の図のように変更を加えました。
具体的には、1行目に「 abc 」と追記して保存しました。

SourceTree で状態を見てみる

下の図のように「ファイルステータス」というところに、「1」とでています。
また、この「ファイルステータス」をクリック（選択）すると、「作業ツリーのファイル」の部分が以前とは違っています。

コマンドで見てみる

「 git status 」コマンドを使用します。

mevius@SurfaceLaptop MINGW64 ~/Documents/Gitdemo (master)
$ git status
On branch master
Changes not staged for commit:
 (use "git add <file>..." to update what will be committed)
 (use "git restore <file>..." to discard changes in working directory)
       modified:   test.txt
no changes added to commit (use "git add" and/or "git commit -a")

✔ Changes not staged for commit:
✔ modified: test.txt

ということで、SourceTree の画面で見た通りステージには上がっていませんね。あと、変更が加えられてるよ、と言われています。

ステージに上げた後の状況をコマンドで見てみる

を行った後どうなっているかです。
再度「 git status 」コマンドを打ってみます。

mevius@SurfaceLaptop MINGW64 ~/Documents/Gitdemo (master)
$ git status
On branch master
Changes to be committed:
 (use "git restore --staged <file>..." to unstage)
       modified:   test.txt

(use "git restore --staged <file>..." to unstage)

ステージから降ろすには云云かんぬんって言われています。つまり、ステージには上がりましたね。

コミットしてメッセージを見てみる

🔻まずはコミット
1行目に「abc」と入力 というコミットメッセージとともにコミットします。

mevius@SurfaceLaptop MINGW64 ~/Documents/Gitdemo (master)
$ git commit test.txt -m "1行目に「abc」と入力"
[master fd4b030] 1行目に「abc」と入力
1 file changed, 1 insertion(+)

🔻SourceTree でコミットメッセージを見てみる
下の図のように「 History 」というところをクリック（選択）すると、

✓ first commit
✓1行目に「abc」と入力

ありましたね、歴代のメッセージが。といっても、二つだけですが（笑）

🔻コマンドでコミットメッセージを見てみる
この場合は、『 git log 』コマンドを使用します。

mevius@SurfaceLaptop MINGW64 ~/Documents/Gitdemo (master)
$ git log
commit fd4b030beac0815c0ca03fdd3c6ce9103b6ef200 (HEAD -> master)
Author: mevius <mevius@sample.local>
Date:   Thu Jan 14 16:20:48 2021 +0900

   1行目に「abc」と入力

commit 68ad5472cf0e6910f7ecfbae1c0031f35029f5d8
Author: mevius <mevius@sample.local>
Date:   Wed Jan 13 14:54:01 2021 +0900

   first commit

✓ first commit
✓ 1行目に「abc」と入力

同じようにありましたね😀

今回はここまで 🔚

今回は触れませんでしたが、『 branch 』なる謎の単語が登場していましたね。
「なんじゃこりゃ❓」って思った方もいらっしゃると思いますので次回以降で紹介します。
これが Git の神髄ではあるのですが、最初はわかりにくいんです、概念が・・・。

ちなみに、非エンジニア業務で個人でのみ使用するなら、最悪 branch は使わなくても大丈夫です。
ここまでで紹介したように、add と commit を繰り返していくだけで。
あ、過去のコミットの状態に戻すやり方は必要ですね😅
次回の記事で紹介しますので、お楽しみに🎵

最後までお読みいただきありがとうございました 😊

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