2024読書ノート(その2)
タイトル:科学は無謬か 「コトバをもつヒト」をめぐる根源的な問い
著者:宇田川 眞人
年末から正月にかけて読書スピードがすこぶる滞ってしまいました。
滞った理由は、年末に息子から教えてもらった「スイカゲーム」というゲームアプリが面白く、家族そろってはまってしまい、ちょっとした隙間時間があるとスイカ作りに勤しんでしまったからです。単純なゲームほどはまってしまうもので、時間泥棒とはよく言ったものです。
そんな中で、大手出版社の編集者を務めていた宇田川眞人さんの「科学は無謬か」という本を読みました。
著者が編集者の仕事を通じて知り合った学者や研究者とのやり取りや著書を通じて得られた「人間と世界にまつわる根源的な真実」をまとめられた本です。
その内容は、生物学から哲学、宇宙物理学など幅広く、著者の興味関心の幅広さと深さを感じさせるものでした。
また、インプットされた内容をそのままアウトプットするのではなく、著者なりの解釈を加えて、わかりやすい言葉で書かれていることに感心しました。
タイトルにもあるように、科学の発展で私たち人類の今の生活があるのですが、果たしてその向かう先には何が待っているのか、望ましくない未来を避けるためにはどのような心持ちになればいいのかなどのヒントを得られたように感じました。
読書や人との関わり合い、毎日の生活で得られたなにがしかをアウトプットできたら、いいのになあと思う今日この頃です。