応募方法によって変わる介護職の未来
突然ですが、介護職の皆様は、今の職場にどのような経由で入社されましたか?
「求人サイトに登録したら、電話が来て紹介してもらった施設の中の一つ」「ハローワーク」「スカウトを受けた」など、様々な入社経由があると思います。その中でも、介護職が長く働ける応募方法はどれでしょうか。
主な応募方法とその特徴
※費用とは、事業所側から紹介業者へ支払う費用の事
人材紹介会社(転職エージェント)
費用:非常に高額(60万円〜150万円)
メリット:エージェントが面接設定などを代行
デメリット:高額な費用がかかり、採用されないこともある。また、人材紹介を利用していない企業は紹介されない。
2.求人サイト
費用:中程度(15〜30万円)
メリット:多様な求人を比較できる。応募プロセスがスムーズ。
デメリット:ある程度の費用がかかるため、採用に懸念が生じることがある。
3.ハローワーク
費用:無料
メリット:公的なサポートが受けられ、費用がかからないため採用されやすい。
デメリット:施設や求人情報が限られることがある。
4.直接応募
費用:原則無料
メリット:直接企業とのやり取りが可能。
デメリット:自分で情報を収集する必要がある。
5.知人等からの紹介(リファラル)
費用:原則無料
メリット:実際に働いている人からの信頼できる情報を得られる。
デメリット:選べる職場が限定される。
これらの方法の中で、人材紹介(エージェント)を通じて転職したことがある方も多いのではないでしょうか?しかし、実際には、事業所に大きな金銭的負担が生じ、これが採用の障害になったり、事業運営に負担をかけたりすることがあります。
一方、ハローワークや直接応募、知人からの紹介などは、基本的に費用がかからないため、事業所側にとっては非常に有利です。
応募方法による離職率の違い
人材紹介を通じて入社した人の6か月以内の離職率は34.7%と、全体の平均(23.3%)と比較して高いです。
人材紹介経由の転職はなぜ離職率が高いのでしょうか?
介護施設の半数以上の施設が人材紹介サービスを利用していると回答しています。しかし、その一方で8割以上が人材紹介サービスの使用に否定的である(利用したくない)と回答しています。
それでも施設が人材紹介サービスを利用する理由は、「通常の採用方法では十分な人材を確保できず、緊急に人材が必要で高額な費用を支払ってでも補充が必要なほど人手不足である」という状況にある事が大きな理由ではないでしょうか。
それに対して「知人・友人からの紹介」(リファラル)は事業所側の費用負担も無く、離職率も低いという点で最も優れているといわれています。
これは、紹介する従業員が会社や仕事に愛着や熱意を持っていなければ紹介が難しいため、一般的には会社の良好な状態を示唆していると考えられます。
どの応募方法が最適か
弊社にはよく「ゴールデンケアさんで働きたいという求職者様がいらっしゃるのですが・・・」と施設名指しでエージェントの方から連絡をいただく事があります。
しかし、弊社では高額な費用がかかる人材紹介会社経由の採用は行なっていない為、どんな資格や経歴をお持ちの方でもお断りしております。
しかし、自分が働きたいと思う会社で、友人が働いているとも限りません。
なので、もし自分が働きたいを思える会社が見つかったら、まずはホームページを探して応募フォームや電話で連絡するのが一番だと思います。
ゴールデンケアでは一緒に働く仲間を募集しています、是非自社HPよりご応募ください。