mariko

マラケシュと京都を行ったり来たり。マラケシュで現地の職人とものづくりをし、京都でGOLCONDAという店を営んでいます。 HP → https://golcondaym.jimdo.com

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マラケシュと京都を行ったり来たり。マラケシュで現地の職人とものづくりをし、京都でGOLCONDAという店を営んでいます。 HP → https://golcondaym.jimdo.com

最近の記事

自分よりも古い木からいただく

Chouiterのオリーブオイルは全て手摘みで収穫しています。 しっかりと膨らんだベストな状態の実を、収穫の段階から見極めて収穫。時間が必要となりますが、オリーブの木や実に最も負担なく収穫できる方法です。 大規模農園では、早くたくさん収穫することを優先されているため、機械摘みが主流となっています。機械摘みは効率が良い反面、オリーブの実に傷が付きやすくなります。傷が付くとそこから酸化がはじまるので、オリーブの実は綺麗な状態で収穫するのが理想的なのです。(機械摘みの農園では、そ

    • 朝食はコーヒーとオリーブオイル

      このふたつがあれば完璧だ。 お父さんは言う。 お父さんとは、私がマラケシュでステイしているお家のお父さん。彼はモロッコ人。 朝食は、パンとコーヒーとオリーブオイル 畑で育てた麦を挽き、天然水と合わせて捏ねた 月のように丸く大きなパン。毎朝お母さんが釜で焼く。 コーヒーはインスタント。 ハヌートと呼ばれる小さな商店で必要な分だけその都度買う。 ガスコンロの片方ではインスタントコーヒーを 片方では搾りたてのミルクを温める。 オリーブオイル もうずっと古くから育てられてき

      • 私がモロッコに惹かれた理由

        きっと映像にしたら5秒か、それよりもっと短い。 これは私が小さな頃からずっと覚えている記憶です。 ・ まっすぐ港へと続く道 両脇には朝採れたばかりの野菜や果物が山のように積まれている。 遠くには、新鮮な肉を焼く煙 長年の塵が重なった古い銀食器 ロバが人を乗せ、ものを運ぶ 朝に大きな市が立つ小さな白い町。 人が馬がロバが、前から後ろから溢れている。 カモメは鳴き、人は話し歌い叫んでいる。 どこかで大道芸人は楽器を鳴らしているようだ。 喧騒 うるさいはずなのに、うる