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昨日の農福連携をテーマにした研修会の感想を簡単に(特別扱いしないという話)

昨日は以前に告知していたように大阪社会福祉士会北河内支部にて、農福連携に関する研修会の司会を務めました。
大学時代の友達が写真撮ってくれてました。

講師は異業種から福祉業界に参入された方で、異業種から来たからこそ見えるお話を沢山いただきました。

その中でも印象に残ったことを一つだけ。
講師は障害者の就労支援事業及び雇用をしていますが、商品を売る時は生産過程(就労支援事業所で作った商品というPRを一切しない)ではなく、商品(野菜)の良さだけで勝負するというお話がありました。

受講している福祉関係者と講師との質疑応答のやり取りで、良い意味で嚙み合わなさを感じていました。
「障害者が作ったものをどうPRするか」という発想をそもそも持つ必要がないということが、受講者の中で消化できない感じですね。

私は次のように解釈しました。 
講師の考えは、「この子ら世の光」という障害者を何とかして「あげたい」という発想でもなければ、「この子ら世の光」と特定の属性がある方が周囲に良い影響をもたらしてくれると特別視するものでもなくただ一緒に野菜を作る仲間として捉えているということです。

「この子らを世の光に」に関する説明は下記のサイトに譲ります。
https://www.pref.shiga.lg.jp/oumi/yonohikarini/103707.html



そこに誰が作っているからという価値を入れていない。市場で必要なのは美味しい野菜ということですね。


この辺は他の出来事にも当てはまりそうで、もっと福祉業界でも議論しても良い、価値のある論点かなと思いました。

早速、月曜日の授業で学生に話してみます(笑)。いい刺激をいただきました。

本日は短いですが、以上です。

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