スピーチロックを授業で体験してもらう(フォローも忘れずに)
スピーチロックとは?
言葉によって相手の行動を制限する行為
のことです。
フィジカルロック(物理的に身体を制限する)、ドラッグロック(薬物による行動制限)と並んで3つのロックと呼ばれています。
先日は医療系の学生に高齢者虐待に関する講義を担当しました。
オムニバス科目なので、単発ではあるものの2コマ連続。
学生からすると馴染みのない内容なので、工夫が必要ということで、
簡単に体験してもらいました。
女子学生ばかりだったので、
「私のような声の低い男が『おい!動くなって言ったやろ!』って言ったら動けなくなりますよね。」
そこそこ、怒鳴りました。
感情も込めて。
簡単に文字で説明するだけ・・・もできますけど、こういうのは、
実際に体感してもらったほうがイメージもつきやすい。
もちろん、終わった後に崩したお話も忘れずに。
あと、「大きい声を出されるのが嫌って方もいたと思います。ビックリさせてごめんなさいね。」
とフォローを入れます。
男子学生がいる場合は、やることを事前に伝えたうえで、パーソナルスペースを思いっ切り犯して
「おい!やめろっていったやろ!」
と怒鳴ります(笑)。
顔をかなり近づける感じです。
関係性がある程度できている学生に限りますが、やることで、リアルな場面を想像できるようになるかと思っています。
こちらが本気で伝えたいと思うことは伝わるかなと。
最初に書いた講義の終了後、聴いていた先生方から、
「本当にゾクッとしました。」
と言っていただきました。
疲れ過ぎて感情、込め過ぎたかしら(笑)。
本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました☆
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