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数年間に使われていたあの言葉は、今こそ福祉的な課題として考えるべきテーマなのかも

数年前に使われていたソーシャルディスタンス。
使われている時から「物理的な距離」よりなんか「情緒的な意味に取れる言葉」だなと違和感がありました。
 

WHOも「social distancing」 ではなくて、「physical distancing」と呼ぶようになっていたのだとか。
そのほうが私も理解できる(ソーシャルディスタンス和製英語説もちらほら見ますね)。
 

ちょっと調べるともともと別の意味合いで使われていたようですね。
 

ソーシャルディスタンスは社会学の用語で、
「個人と個人、集団と集団の間にみられる、親近感や敵対感といった感情のレベルでの親近性の程度を表すための物差し」という意味合いで使われる言葉なんだとか。
 
引用・参照サイトは以下から。


今の時代にピッタリというか、考えないというけないテーマのように感じます。
 
大阪市内で地域ケア会議のSVなどをしていると、

「コロナ禍で中断したサロンや会合が、未だに再開されていない。中心になっていた人たちが引退して、下の世代に十分引き継がれないままになってしまった」

というような声も聴きます。
 
 
ソーシャルディスタンスの問題ってまさに今、考えないといけないのではないでしょうか。
 

前にも書きましたが、一度距離ができて、
「それでも生活に大して困らない」、「オンライン通話も宅配サービスも充実したし、生活できる」という感覚を抱いてしまうと、わざわざ対面で人と繋がろうとしなくなるかもしれません(私はその自覚があるから、外に出てるところもあります)。


よし、今年は飲み会を最低でも3回は主催しよう! 
乱暴な結論になりましたが、ソーシャルディスタンスは社会福祉の問題として引き取っても面白いですね。
 
 
研修での話題提供として話していこうと思います。
 
本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
 
 

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福祉教育者 テリー
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