長く続けているから見えてくるもの(社会資源にアクセスできる社会資源を創る)
先日の職能団体の研修でのお話。
認知症カフェを10年運営している講師による報告を聞いていて、
大変刺激を受けました。
皆さんも是非見学に行ってみてください。
認知症カフェは基本的に送迎などのサービスはありません。
上記の認知症カフェも同じ。
ですが、10年も続けていくと、
常連の地域住民も身体機能が低下してきますので、歩いて通うことは難しくなり、通うことができなくなる方も出てきます。
私だと
「仕方ない。繋がりを持つ機会はデイサービスなどに切り替えてもらいましょう」
と割り切るかもしれません。
しかし、運営している学生スタッフたちは、
「今まで通り認知症カフェに通ってほしい」
という想いがあり、
学生の身近な乗り物である自転車(自転車タクシー車両は特殊ですが)を使っての送迎を企画・実施していきました。
社会資源を作る。
社会資源へのアクセスを保障する(アクセスするための社会資源をまた自分たちで作る)。
こういう熱意・・・いつの間にか忘れていたかもしれません。
現場から離れるとプレイヤー目線を欠いてしまいがちですが、刺激を受けながら時に自分も参画して社会福祉士の視点を磨いていきたいと思います。
本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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