ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その44:「ブラック・ジャック」という奇跡23 ~誘拐~
第23話「誘拐」は、1974年5月20日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。
ブラック・ジャックはピノコとカイナン民主共和国を訪れる。ブラック・ジャックが患者である大統領の具合を尋ねると、大統領付きの医官が「暗殺者ニウタレタ タマガ 後頭部二 ハマリコンデイルノデゴザル」「ヘタニ 手術スルト 延髄ヲキズツケテ 即死デゴザロウナ」「コノ大手術ヲ ヤレル人間ハ 世界デタダヒトリ・・・」「ソコデ ハルバル オヨビシタ ワケデゴザル」と説明。ブラック・ジャックは20万ドルで手術を請け負う。ところが、大統領暗殺者の一味にピノコが誘拐される。ブラック・ジャックが大統領の命を助けたら、ピノコを殺すという。悩むブラック・ジャック。意を決して、大統領の手術に向かう。が、メディアは手術失敗で、大統領死亡と報道。
暗殺者一味はピノコを解放する。ピノコとブラック・ジャックは車で空港へ向かう。すると、車のラジオから「国民ショクンヨ アンシンシテホシイ 大統領ハ死ンデハ オラヌ!!」「人工冬眠デネムッテ オラレルダケデアル 手術ハ成功シタノデアル!!」というニュースが流れる・・・。
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