ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士

私は、精神科医・ユング派分析家です。今年3月まで某大学で教授をしておりました。 今は滋賀県大津市の石山駅近くでメンタルクリニック オータムの院長をしております。 物語・イメージ分析に長く携わってきました。ドラマや映画などの新・深層心理学的解釈を発信していきたいと思っています。

ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士

私は、精神科医・ユング派分析家です。今年3月まで某大学で教授をしておりました。 今は滋賀県大津市の石山駅近くでメンタルクリニック オータムの院長をしております。 物語・イメージ分析に長く携わってきました。ドラマや映画などの新・深層心理学的解釈を発信していきたいと思っています。

最近の記事

ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その51:日本人の宗教性Ⅴ~非常時に顕現する「 」①~

 私は日本で生まれて日本で育った。海外旅行の経験は何度かあるが、三六歳でスイスに留学するまで海外に居を構えたことはなかった。なので、’93年から’96年までスイスのチューリッヒで暮らしてみると、いろいろと驚いた。数年前、同じ研究所(チューリッヒ・ユング研究所)で勉強中であった友人から聞いたことであるが、以下の事情は私がスイスに住んでいた時とほとんど変わっていないとのことである。

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    • ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その50:「ブラック・ジャック」という奇跡29 ~ときには真珠のように~

       第29話「ときには真珠のように」は、1974年7月1日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  ブラック・ジャックのもとへ、鞘(さや)のようなものに包まれたメスが送られてくる。送り主はJ.H。本間丈太郎だと気づいたブラック・ジャックは言う。「わたしの先生だ・・・命の恩人だ!」「本間先生はな・・・・・・」「わたしを すくってくれたばかりでなく わたしに 医者になるキッカケを つくってくださったかただ!」「りっぱな先生だよ あれこそ世界一の外科医なんだ」「わ

      • ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その49:「ブラック・ジャック」という奇跡28 ~指~

         第28話「指」は、1974年6月24日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  旧友・間久部緑郎からブラック・ジャックのもとへ手紙が届く。会いたいと。彼のもとへ向かう。二人は中学時代からの親友。その頃、間久部の指は、手も足も6本ずつあった。ブラック・ジャックも車椅子で生活をしていた。ブラック・ジャックは言う。「中学のときだ・・・・・・」「わたしもきみも みじめだったなあ」「わたしは身体障害者 きみは不具者だったんだ」。「そうだ・・・おれはそのために クラ

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        • ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その48:「ブラック・ジャック」という奇跡27 ~白葉さま~

           第27話「白葉さま」は、1974年6月17日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  魚鱗癬―「皮膚病の一種で こどものときから 皮膚が固く 厚くなり ヒビワレができて ウロコのようになる 原因はわからず 根本的になおす方法はない」―に罹患した子どもの前で、祈祷師のような女性が「タタリじゃ」「ヘビを 殺したことがあろう!」「そのヘビのオンネンが とりついて おまえの むすこはいま こんな姿になったのじゃ!」「わたしには ヘビののろいが この子のからだに 

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その47:「ブラック・ジャック」という奇跡26 ~パク船長~

           第26話「パク船長」は、1974年6月10日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  嵐の夜、数十人は乗せていると思われる船が暗礁にのりあげる。その衝撃で階段から落ちたパク船長は重傷を負う。船員が小型ボートで海岸に乗りつけ、崖の上に立つブラック・ジャックの家に助けを求める。ブラック・ジャックはピノコをおいて船員たちと小型ボートに乗り、船に案内される。パク船長に応急処置を施す。船は沈みかけている。「きみたち 密航者だな?」「密航船でも なければこんな あら

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その47:「ブラック・ジャック」という奇跡26 ~パク船長~

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その46:「ブラック・ジャック」という奇跡25 ~灰とダイヤモンド~

           第25話「灰とダイヤモンド」は、1974年6月3日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  松方氏はご老体。そしてお金持ち。世界的な外科医・百鬼博士を自宅に招いて言う。「百鬼博士 わしは無一文から こうやってなに不自由ない大金持ちになった」「だが 他人を信用したために いままで何度も だまされて 損をしました」「信じられるのは 自分だけじゃ」「だが その自分も 信用できなくなったんじゃ よく近ごろ はだ身はなさず 持っとった全財産を 街でかすめとられた老

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その46:「ブラック・ジャック」という奇跡25 ~灰とダイヤモンド~

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その45:「ブラック・ジャック」という奇跡24 ~万引き犬~

           第24話「万引き犬」は、1974年5月27日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  工事現場。野良犬が男の傘を奪って走り逃げる。男が犬を追いかける。すると、男が元いた場所に鉄材が落ちてくる。犬は車にはね飛ばされて重傷を負う。そこに通りかかったブラック・ジャックとピノコ。ピノコは犬を助けてやってくれとブラック・ジャックに懇願する。しぶしぶ家まで連れ帰り、手術する。ラルゴと名付けられ、ピノコはとてもかわいがる。後日、ピノコが犬の品評会に出す。会場で、ラルゴ

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その45:「ブラック・ジャック」という奇跡24 ~万引き犬~

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その44:「ブラック・ジャック」という奇跡23 ~誘拐~

           第23話「誘拐」は、1974年5月20日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  ブラック・ジャックはピノコとカイナン民主共和国を訪れる。ブラック・ジャックが患者である大統領の具合を尋ねると、大統領付きの医官が「暗殺者ニウタレタ タマガ 後頭部二 ハマリコンデイルノデゴザル」「ヘタニ 手術スルト 延髄ヲキズツケテ 即死デゴザロウナ」「コノ大手術ヲ ヤレル人間ハ 世界デタダヒトリ・・・」「ソコデ ハルバル オヨビシタ ワケデゴザル」と説明。ブラック・ジャッ

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その44:「ブラック・ジャック」という奇跡23 ~誘拐~

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その43:「ブラック・ジャック」という奇跡22 ~血がとまらない~

           第22話「血がとまらない」は、1974年5月13日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  青森と島根からそれぞれ上京してきた博と由紀が出会い、恋におちる。一年が経過。結婚の話を出す博に、由紀は自分が血友病であることを打ち明ける。「血友病って・・・出血しても血がとまらない病気なのよ」。別れを切り出す由紀に「できるだけの治療を やってみることだっ 世界中にひとりくらい そんな医者がいるはずだっ」「その人を探してきみを なおしてもらう!」と博は言う。 そして

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その42:「ブラック・ジャック」という奇跡21 ~その子を殺すな!~

            第21話「その子を殺すな!」は、1974年4月29日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。 超能力者、ハリ・アドラの心霊手術が話題となっている。トリックでもいかさまでもなく、右手を患者の腹の中に入れ、腫瘍を取り出したりする。わずかに残った傷口もすぐにふさいでしまう。本物の超能力者。ハリ・アドラは言う。「ワタシハ 神デハ アリマセン」「スベテ 神サマノ オボシメシデ ヤレルノデス」。マスコミが面白がって、ブラック・ジャックと対決させようとする。 ブラック

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その41:「ブラック・ジャック」という奇跡20 ~発作~

           第20話「発作」は、1974年4月22日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。  ブラック・ジャックの留守中、ピノコが家に家具屋や内装業者やらを呼んでリビングを改装する。ピアノも買い、おまけに家の建て替えまで計画している。ピノコの希望通り改築するには5億円はかかると業者は言う。そこへ帰ってきたブラック・ジャックは部屋の様子を見て怒り、改装業者を追い返し、運ばせたものを全部返せとピノコに言う。ピノコは世界一の先生にふさわしい家にしようと思ったのだったが・・・。  ブラック

          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その41:「ブラック・ジャック」という奇跡20 ~発作~

          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その40:「ブラック・ジャック」という奇跡19 ~木の芽~

            第19話「木の芽」は、1974年4月15日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  小学低学年から中学年と思われる青木幹男(みきお)は奇病にかかる。木の芽が体から生えてくるのだ。一年ほど前からこの症状が始まった。このことを知っているのは小学高学年と思われる兄だけ。両親にも知らせていない。兄・茂(しげる)は思いあまってブラック・ジャックに助けを求める手紙を書く。3ヶ月後、ブラック・ジャックは茂の家を訪れる。茂は説明を始める。以下、ブラック・ジャックとの会

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その40:「ブラック・ジャック」という奇跡19 ~木の芽~

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その39:「ブラック・ジャック」という奇跡18 ~二度死んだ少年~

           第18話「二度死んだ少年」は、1974年4月8日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。 ニューヨーク。黒人少年が父親殺しの罪で警官たちに追われている。追い詰められ観念した少年は7階から飛び降りる。覚悟の自殺。が、まだ死んでいない。虫の息だが脳死には至っていない。たまさかニューヨークに居合わせたブラック・ジャックに医師団は助けを求める。ブラック・ジャックが電話口で答える。「せっかく 自殺したいんだ させてやればいいだろう」「そんなことおっしゃらずに・・・人

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その38:「ブラック・ジャック」という奇跡17 ~灰色の館~

           第17話「灰色の館」は、1974年4月1日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  手術の依頼が入り、不気味だがすごく立派な屋敷へピノコと向かう。若く美しい女性が出迎える。患者の所へ案内される。地下室に、全身が焼けただれた男がいる。患者は依頼主の兄。顔も原形をとどめていない。治療のため何人もの有名な医者が世界中から呼ばれたが治せなかった。そこで、ブラック・ジャックに声がかかった。1億5千万円で治療を請け負う。  何日もかけて少しずつ全身の再建を行っていく

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その37:「ブラック・ジャック」という奇跡16 ~ピノコ再び~

           第16話「ピノコ再び」は、1974年3月25日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。  ブラック・ジャックはピノコを大病院の院長のところへ養女に出そうとする。抵抗するピノコだが、「はっきりいうとな・・・」「わたしは おまえがいると じゃまなんだ」とブラックに言われ、泣く泣くもらわれていく。が、どうしても馴染めず、ブラック・ジャックのもとへ帰ろうとするが、ブラック・ジャックは追い返す。泣きながらうずくまるピノコ。実はその時、ブラック・ジャックは腹膜炎を起こ

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          ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その36:「ブラック・ジャック」という奇跡15 ~ダーティ・ジャック~

           第15話「ダーティ・ジャック」は、1974年3月18日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。 ブラック・ジャックが車でどこかに向かっている。幼稚園バスを追い抜く。追い抜きざま、幼稚園児たちはブラック・ジャックを見て「センセー 見てよ見てよ」「あの人 顔にツギしてるよ」「あのオッチャン プラモデルみたいだ」「からだも きっとツギだらけだねーっ」と言う。園児たちを少し睨むブラック・ジャック。2台の車はトンネルに入る。すると程なく轟音と共にトンネルが崩落。2台

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