【2021読書】No.4〜6『夜を彷徨う 貧困と暴力 沖縄の少年・少女たちのいま』『誰がこの子らを救うのか 沖縄ー貧困と虐待の現場から』『地元を生きる 沖縄的共同性の社会学』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2021年4〜6冊目の読書は、
『夜を彷徨う 貧困と暴力 沖縄の少年・少女たちのいま』
『誰がこの子らを救うのか 沖縄ー貧困と虐待の現場から』
『地元を生きる 沖縄的共同性の社会学』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
沖縄を知るため、沖縄本を定期的に読んでいます。
こちら3冊は本屋でまとめて買いました。
読んだ感想
『地元を生きる』の考察の中で、沖縄は階層社会になっていて、
大きく3つの階層になっていることが考えられると。
まずは、学歴が高く、比較的収入が安定している『安定層』。
彼らは、沖縄的なものと距離をとって語るような語り口をしたりする。
確かに、実際に知り合った方で、そういう方がいらっしゃる。
琉球大の出身で、ベンツに乗ってたりする。
次に、『中間層』。県内の地元や横の繋がりの中で生きていて、
飲食店などのサービス業に従事する人々。確かにいらっしゃる。
最後に、『不安定層』。学歴が低く、収入が安定しない人々。
暴力と貧困の中で生きる人々。シングルマザーや夜の仕事をしている人々。
まだ知り合いになったことがないけれども、確かにいらっしゃるらしい。
『夜を彷徨う』と『誰がこの子らを救うのか』では、
主にこの『不安定層』の人々に関して書かれています。
ほとんどの家庭で、親から虐待を受けている。
親が子育てをしない。子育てができない。
親から放置された子供たちは、
非行に走ったり、援助交際をしたりする。
子供たちは「承認欲求」から、スマホを手放せない。
寂しさを埋めるために、スマホを通じてつながりをつくっていく。
そこで犯罪に巻き込まれたりする。
とことん悪循環。
この問題をどうにかしたい。
何か力になれないかと本気で考えています。
根本的問題解決のためには、
親が安定した収入を得ることができ、
なおかつ定時にあがることができて、
子供とコミュニケーションをとることが
十分にできるような職業を与えること。
そうすると、雇用を生む会社、事業をやる必要があるなぁと。
今やりたい事業アイデアがあるので、
どうにか仕組み化して、少しでも力になれないかなぁと考えています。
こんな方にオススメです!
・沖縄のことを知りたい方
・沖縄の貧困がなくならない本当の理由が知りたい方
・沖縄の問題、日本の問題を理解したい方。
・ピンときた方
こちらもどうぞ。
沖縄のことを知るための本をご紹介します。
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