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【2023読書】No.107〜111『広末涼子写真集RとH』『みさおとふくまる2冊』『首里城物語』

本日もお読みいただきありがとうございます。
3年連続500冊の本を読んだ、五木田穣ごきたゆたかです。

2023年も引き続き、500冊を目安に読んでいく予定です。

そんな2023年107〜111冊目の読書は、
『広末涼子写真集RとH』
『みさおとふくまる2冊』
『首里城物語』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

こちらは、2月22日に全焼してしまった
#ボアソルチ さんで行われていたフリマで、
購入させていただいたものです。

ボアソルチさんには、数回行かせていただいたことがありまして、
好きなお店だったのでとても驚きました。

五木田直子 on Instagram: "「我が家の愛犬です」 と自信をもって言いたいところですが、 友人夫婦の愛犬 黒柴の福くんです @fuku.kuroshiba (福ファミリー) 先日久々に再会しました🏝 友人も旦那様も変わらず元気! 福の表情も仕草も愛くるしくて愛くるしくて、 本当にいい顔をするんです くじらのぬいぐるみ🐳 気に入ってくれたようで嬉しいよ ランチにお邪魔した場所は、テラス席わんちゃん可能  『ボアソルチ』さん @boasorte_okinawa ハンバーガーも安定のボリュームと美味しさ☆ 店内には気になるグッズばかり 看板犬(#フレンチブルドッグ )ぶん太君のお姿もチラ見できて嬉しかったです (#エンジョイハイカロリー トートバッグ在庫あるかな) 大変よくしていただきありがとうございました! 2022年12月の思い出のひとつとして残させていただきます☆ #沖縄 #okinawa #犬 #dog #黒柴犬 #shibainu #黒柴の福 #福ファミリー #犬好き #沖縄移住生活 #smiledog #笑顔いっぱい #friends #看板犬のいるお店 #宜野湾市 #ボアソルチ沖縄" 107 Likes, 2 Comments - 五木田直子 (@naoko_gokita) on Instagram: " www.instagram.com

焼け残った店内のものをフリマとして出品しているとの事で、
少しでも力になれないかなと、妻の提案で行ってきました。

そこで、こちらの本(というよりは写真種)と、食器などを譲り受けてきました。

※ちなみに、妻のセンスです。笑

読んだ感想

そんなわけで、まさかの広末涼子がうちに来ることになるなんて(笑)

当時の広末の美少女っぷりは、衝撃的でしたもんね。
あの、滑り台から降りてくるドコモのポケベルのやつ。

広末涼子と言えば、陸上部出身ですが、私も陸上部出身です。
なので、より親しみを覚えていました(笑)

「みさおとふくまる」は、写真家の伊原美代子さんが、
お祖母さんと猫のふくまるの様子を写真に納めたもの。

ほっこりとする写真集でした。

「首里城物語」は、首里城のことが楽しく学べる内容でした。

いずれも、大切にさせていただきます。

ここからは、今回思ったことを。

店内のものをフリマで売り出すというのは、生活の足しにするという目的はあるんでしょうけど、その他、フィギュアなどたくさん置いてあるようなお店だったので、店内のものって、今までの人生で集めてきた宝物だと思うんです。この広末の写真集だって、店主が青春時代を共に過ごした思い出の品のはずです。1点1点に思い出がいっぱい詰まっている。

が、心理学的にですが、焼け残ったものを見るのは、焼け残ったものを残すのは、必ず火事の記憶が蘇ってしまいます。少なからず、トラウマになってしまいます。であれば、数々の思い出の品たちもすべて処分して、ゼロからまたスタートしたい。そんな気持ちが伝わってくるようでした。

火事ですべて無くすって絶望でしかないと思います。
自分が同じ立場になったら、同じように絶望するでしょう。

でも、形あるものはいずれ無くなります。必ず無にかえります。それを表しているのは「色即是空」です。色あるもの、形あるものは、必ず、くうずるよと。空になるよと。すべていずれ無くなるものだ。と、般若心経は教えてくれています。

現代世界に当てはめてみれば、物質主義の否定と言ってもいい。ある意味、これを受け入れれば、虚無感しかありません。いずれ、無くなるなら何のために生きているのだ。すべて空っぽだろ、と考えれば、虚無主義、ニヒリスト的な価値観になります。世の中に絶望した状態です。

でも、「色即是空」の後には、「空即是色」と続きます。否定を、さらに否定しています。否定の否定は、肯定です。それは、ただの肯定ではありません。同じ肯定でも全く質が異なります。

「空しさ」を体験した後に見る景色は、色が違ってみえます。
出来事を実感したかしてないかで、見える景色は全然違うのです。

資格なんか必要ないよ、という時に似ています。色々勉強してきて、資格なんか関係ないと言えるのと、何か読み聴きした知識で、資格なんて必要ないと言ってるのと、同じこと言ってるのに、質が全然違います。それは「体験」の差です。

「般若心経」の「般若」とは、「知恵」を表します。心の知恵を教えてくれるのが、般若心経です。「知識」と「知恵」は、全然違うものです。知恵とは、実体験が伴うものです。

世の中の「空しさ」を体感し、
「虚しさ」で終わり、「虚無感」で終わる
のか。
それとも、「無」ではなく「空」を感じるのか。

むなしさを感じ、空しさを味わい、空しさに徹し、空しさに生きる。そうやって見えてくる景色は全くの別物です。絶望の中に、希望を見出せるか。否定の否定は、絶対肯定です。絶対の真理が、そこにあります。

世の中に対して否定的な人は、虚無感で終わっちゃってるんですよね。
そこから、希望を見出して生きていくかどうか。そこの違い。

ボアソルチのお二人も絶望したでしょう。
でも、立ち上がった。前を見て歩き出した。

「色即是空空即是色」を、まさに体感されているな。そんなことを思いました。そんな人たちだからこそ、応援したくなるし、連日沢山の人が訪れていたのだなと感じました。

素晴らしいご夫婦だと思います。
これからどんな形であろうとも、応援させていただきます😊

こんな方にオススメです!

・広末ファンの方
・おばあちゃんと猫が好きな方
・首里城が好きな方

こちらもどうぞ。

ボアソルチさんで撮影された #Nanaironote さん

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心と体をととのえる『ととのえ職人』五木田穣
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