スカウトだけがRPOじゃない。人事担当者の社内活躍を徹底サポート【ヤプリ×CasterRecruiting】
こんにちは。
CasterRecruitingに複業で関わり出して、最近は色々な企業さんのお取り組み事例を取材させてもらっているのですが、ここのチームのみなさんののめり込み具合が半端じゃないんですよ本当に。今日の内容も、まるで母親かのように接する(!)素敵なチームワークのお話です。
昨日の記事では株式会社ヤプリ CFOの角田さんと株式会社働き方ファーム 代表取締役社長の石倉さんにお話を聞きました。
今回は、現場ではどのようにプロジェクトが進んできたのか、ヤプリの人事担当のお二人とCasterRecruitingのメンバーにインタビューをしました!
3人とも美しすぎました。
株式会社ヤプリ 石村 亜紗子さん(左)と板敷 奈緒さん(右)
CasterRecruitingチーム 田代 麻依さん
採用課題の前に関係性作りから
ーー 田代さんがこのプロジェクトに関わり始めたとき、まずは何から始めましたか?
田代さん: 採用課題の整理も大切ですが、まずは石村さん(当時は担当が石村さんのみ)と仲良くなることをまず考えていました。私たちはただスカウトを打つ会社ではないので、採用担当の1人として求められていることを把握することから始めましたね。
ーー ではまずは関係性作りを重要視していたんですね。
田代さん: これはすごく大事ですね。まずは信頼してもらわないといけないですから。しっかりと連携が取れてこちらのスピードが上がってくるとヤプリさん側もスピード感を持ってやってくれていました。チームとしての意識を持ってもらっているんだなと感じていましたね。
ーー お二人は田代さんに対してどんな印象を持っていましたか?
石村さん: これまでは社外の方との関わりって結構ドライだったんですよね。お互い役割分担をしてやるべきことをやるのみ、というか。でも田代さんに入ってもらってからはこの意識が「同じチームの人」としての関係性に変わったなと思います。
田代さんは、私たちが喜びそうなポイントを把握した上で連絡をしてくれるんです(笑)。なので「がんばって進めないと!」と思えるんですよね。
板敷さん: チームとして仲良くなれている感じはありましたね。
ーー CasterRecruitingチームはオンラインかつ社外の人ですが、コミュニケーション面でのハードルはありませんでしたか?
板敷さん: 特になかったです。いつもこちら側の考えをよく汲み取って、すごく考えて連絡をくれていると感じていました。
石村さん: それに、お願いしているスカウト業務以外でも、こちら側で作っている最終候補者さんの一覧表なども更新したら見てくれていて。「決まったんですねおめでとうございます!」みたいなコメントもすぐにくれるんです。
田代さん: 常にヤプリの人事担当としての意識を持ちながら、他のポジションの動きを追うようにしていました。
人事担当者の社内バリューを高めるために
ーー このプロジェクトで苦労したことはありましたか?
田代さん: 最初は定例ミーティングも結構静かだったので、ドキドキしていました…!
ーー そうだったんですね…!でも今はみなさん仲が良さそうですよね。何か変化のきっかけがあったのでしょうか?
田代さん: ヤプリの皆さんのパーソナルな部分にも深く入り込もう、とにかく近付こう、という気持ちが伝わったのかもしれないですね。
石村さん: 私たちも田代さんの雰囲気に巻き込まれたような感じで少しずつ変わっていきました。
ーー ミーティングの雰囲気も変えるなんて、チームビルディングのようなところまでされていたんですね!その他、コミュニケーション面で田代さんが意識していたことはありますか?
田代さん: 二人の成果やがんばりをどれだけヤプリさん社内の周りの方に知ってもらえるか、というのは意識的に考えていました。
石村さん: お尻叩きもかなりしてもらっていましたけどね…。朝1番にリマインドの連絡が入っていたときは「ギャー!」と思ったこともありましたよ(笑)。
田代さん: そういうのもわざとやっていましたね。通勤中とか寝起きに見て目が覚めるのを狙ってやっていました(笑)。あとは、個人メッセージではなくあえてオープンにリマインドすることで、「二人もこれだけ動いているんだよ」っていうのを社内の方に見てもらうのも目的のひとつでした。
ーー 社内でのアピールも、田代さんのように社外の第三者視点でできるのってフラットでいいですね!
田代さん: なので、プロジェクトを円滑に進めるバックアップをするのはもちろん、二人の動きを社内で知ってもらえるようにコミュニケーションの工夫をしていました。もう母親のような気持ちです(笑)。
スピード命!成果を出すための工夫
ーー 現時点での成果状況はいかがですか?
板敷さん: 田代さんが関わってくれていた夏前くらいまでに種蒔きをしてもらっていたのが、今成果に結びついています。
石村さん: ビズリーチさんからは褒められたりもしました。「エンジニアでスカウトの返信率がこんなに高い企業中々ないですよ!」と。
田代さん: 個々人にカスタマイズしてスカウトメッセージの内容を送っていたからですかね。お二人がフィードバックを細かくしてくれたので、求めている人材をきちんとすり合わせながら進められました。
石村さん: 逆に結果が中々出ていなかった部分も「あれどうなっていますか?」と田代さんが見てくれていてリマインドをしてくれたのもありがたかったです。
ーー 他に成果のためにしていた工夫はありますか?
田代さん: 細かいチューニングはもちろんですが「スピード命」でやっていましたね。募集職種ができたら2日以内にはスカウトを始められるようにしていました。それからヤプリさん側で止まっていることがあったら「勝手にやっちゃいますよ」という感じで進めていました。
石村さん: あれはありがたかったですね…!
板敷さん: 田代さんはアメとムチがすごい上手なんですよね。「これは今回やっておいたから次は二人でがんばりなさいね」って言われると素直に「はい」って感じになるんですよ(笑)。
若いハートを持つ人が多い?ヤプリの魅力
ーー 田代さんから見るヤプリさんの魅力を教えてください。
田代さん: 若いハートを持っている人が多いんですよね。キャリアや階層は関係なく、同じ目線で話せたりするんです。仕事でピリピリしても後でフォローしあえるフラットな信頼関係がある感じがします。
ーー 実際、意見とかはしやすいですか?
石村さん: 立ち話で「ちょっといいですか?」という感じで話せたりしますね。1on1や、YOPというオンボーディングプログラムで上司や社長と直接話せる機会は結構あります。
ーー 最後に、今後CasterRecruitingチームに期待することを教えてください。
板敷さん: 人事の色々なスペシャリストの方がいると思うので、不足部分を補ってもらいつつ「このままだとうまくいかないよ、もっとこうしないと」みたいなのをはっきり言ってもらえるような関係で、今後もやっていけたら嬉しいです!
ーー みなさんありがとうございました!採用の成果だけでなく、人事担当者のお二人の社内での活躍を後押しする田代さんの心遣いがとても印象的でした!