④予備校選び【後編その2】(河合塾編)
後編その1では駿台についてお話しました。今回は河合塾にクローズアップします。
まずは河合塾の雰囲気について。
私は現役時は河合塾に通塾していました。河合塾も駿台と同じくクラス制度です。活気は圧倒的に河合塾の方がありますし、雰囲気もアットホームです。チューターや担任と呼ばれるスタッフと距離が近いことを好む方は河合塾がおすすめです。ただ、自分で計画を立てて進めていきたい人やゴチャゴチャ言われるのが嫌いな人は河合塾はやめましょう。良かれと思って、世話を焼いてきます。
次に授業。
河合塾は国語と社会を売りとする予備校のようです。駿台と河合塾の両方の英語の授業を受けましたが、英語の授業は駿台の方が圧倒的に優れています。ただ、どの教科にも共通して言えるのは、河合塾の方が講師のクセが少なく、右翼慶や左翼系の講師も少ないのではないでしょうか?
結論として、英語が原因で失敗した人は駿台。国語や社会、小論文が原因で失敗した人は河合塾が良いと個人的には思います。
しかし、大学受験で最も重視されるのは間違いなく英語です。
正直、慶應であれば、社会が壊滅的でも英語が飛び抜けてできる人は受かっています。自分は英語ができると過信せず、早稲田志望の方も慶應志望の方も得点開示や自己採点をしっかりとしましょう。点数化された状態で客観的に自己分析を行うことが重要です。とにかく英語が重要ということです。
今回は駿台と河合塾を比較して、お話しました。個人的には駿台がとにかくおすすめですが、合う合わないがありますので、説明会にしっかりと参加しましょう。また、説明会も複数の予備校を回りましょう。それが鉄則です。
少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです🌸