6泊7日貧乏旅行記③(長崎編1)
前回までの記事は下です。長崎市は2日滞在したので2回に分けて書きます。
長崎市へ
三日目は朝から佐賀県の鳥栖を出発し、長崎市へと向かいました。この日は青春18切符を温存するため別で運賃を払って電車に乗りました。途中、佐賀県の江北駅という所で乗り換えをしようとしたのですがここでアクシデントが。江北駅から、長崎市より少し手前にある諫早駅までは遠回りの路線と近い路線の2通りがあるのですが、近い方は次の電車まで5時間ほど待たないといけないそう。一方遠い方も3時間近く電車に乗らないといけないという事だったのですが早く長崎観光をしたかったので新幹線で行く事にしました。
長崎市への行き方はあまりよく調べてなかったのですが、親切な駅員さんが教えてくださいました。ありがとうございます。
江北駅で30分ほど待ってから武雄温泉駅まで行き、新幹線に乗り換えました。この武雄温泉は九州の中でも有名な温泉地らしいです。今回は行きませんでしたが、いつか九州温泉巡りとかした時に行ってみたいですね。
あと、少し驚いたのですがこの駅は在来線の特急「リレーかもめ」と新幹線の「かもめ」を改札を隔てずに乗り換えできるのです。調べてみるとこれは「ノーラッチ接続」というらしく、このように改札を隔てずに在来線と新幹線を乗り換えできるのは全国でここを含めて3駅しかないそうです。珍しい駅なんですね。
武雄温泉駅から長崎駅までは30分くらいでした。ずっと普通電車で移動していると新幹線はとても快適ですね。早いし座り心地も最高です。
長崎市
ちゃんぽん
長崎駅に着いたのは昼頃でした。昼食にしようと思い、長崎と言えばちゃんぽんということで、駅にある蘇州林というお店でちゃんぽんをいただきました。スープはコクがあり麺も具材もとても美味しかったです。値段も手頃で美味しいので非常におすすめです。
二十六聖人殉教地、二十六聖人記念館
昼食後は二十六聖人記念館と二十六聖人殉教地を訪れました。ここは1597年に豊臣秀吉の命令で二十六人のカトリック信者が磔の刑に処された場所です。
この記念館では二十六人の信者達が刑に処された経緯や日本でのキリスト教変遷の歴史を資料を見ながら知る事ができます。
私が特に印象に残ったのは隠れキリシタン達がキリスト教信仰を隠すために仏教の像をキリストやマリアに見立てたり、お経のような形でキリスト教の教えや祈りを唱えたりしていたという事です。
ニューヨーク堂
続いて長崎の洋菓子店ニューヨーク堂を訪れました。ニューヨーク堂はカステラアイスが有名なお店です。外に自販機があり、そこでカステラアイスを購入できるのですが、この時は作りたてが食べられると聞いたので店内で直接購入しました。
柔らかいカステラに冷たいアイスがピッタリでとても美味しかったです。
眼鏡橋
現存最古のアーチ型石橋の一つであるという眼鏡橋がニューヨーク堂の近くにあったのでついでに行ってきました。日本三大名橋の一つだそう。
大浦天主堂、キリシタン博物館
続いて大浦天主堂を訪れました。大浦天主堂は殉教した二十六聖人に捧げられて作られた教会であり、潜伏キリシタンが信仰の告白をした「信徒発見」の場所でもあります。
ここでは、大浦天主堂とキリシタン博物館を見る事ができます。2つ合わせて入場料は1000円ですが、以外と見どころは少ないのでちょっと高いかな、といった感じです。※私個人の感想です。
とは言っても長崎市のシンボルでもある国宝の大浦天主堂に入場できるので行く価値はあると思います。
ホテルチェックイン
長崎ではファーストキャビン長崎というホテルに宿泊しました。このホテルは飛行機のファーストクラスをイメージしたカプセルホテルで、部屋は小さいながらも快適なホテルでした。カプセルホテルにしては部屋は広く、共用の休憩スペース、大浴場等もあり料金も安いのでとてもおすすめです。
新地中華街
ホテルをチェックインした後、ホテル近くにあった新地中華街で角煮まんをいただきました。
とても美味しかったです。
グラバー園
続いてグラバー園を訪れました。大浦天主堂の近くだったので大浦天主堂からそのまま行けばよかったのですが、何を思ったかホテルチェックインしてからまた戻ってきました。
グラバー園はイギリスの商人グラバーの旧邸があった敷地に、長崎市内にあった歴史的建造物を移築した施設です。
9つの歴史的建造物を見たり、幕末から明治にかけての長崎の歴史を知ることができます。また、夜は夜景がきれいなので夜景を楽しみたい方は夜に行くのもおすすめです。
長崎1日目終了
一通り見てホテルに戻ってきたのですが半日では足りなかったのでもう一日長崎に滞在する事にしました。続きは次回の記事に書きたいと思いますのでそちらも見ていただけると嬉しいです。