自己編集能力の大切さ
しゅんしゅしゅんです。
自己編集能力。文章力分野では大切なスキル。
とにかく推敲する能力が大切。一発で添削なしで上手な文章が書ける人なんていないし。神みたいな人がいるかもしれないけど、恐らくいない。
そんな能力はいらない。むしろ最初は気の赴くままに吐き出すように書くことが大切かと。そのあとの推敲能力が高ければ文章が上手な人になる。
重複はない。
無駄がない。
文章と文章の順番が練りに練られている。
ワード選びが洗練されている。
とにかく短くしようという努力の跡が伝わる文章が良い。短い文章が良いとも、長い文章が良いとも言ってない。無駄がすべて削ぎ落された状態であれば、長くても良い。そこに意味がある(企みがある)なら冗長な表現をしたって良い。
とにかく簡にして要。必要なことは全て書いてあるし、不必要なことは一切書いていない。文章も資料もこれが大切。
文章を書けば書くほど、資料を作れば作るほど。その文章や資料を人前にお披露目して、反応を見れば見るほど。そう感じる。
これは経験がないと、腹落ちしない。
僕は過去、お仕事で求人広告を3000本くらい書いてきた経験がある。その中で、身をもって思い知った。まず取材で拾ったネタをバーッと書く。それを切り貼りして短くしきった時の洗練された感は半端ない。
これ結構大切で、書いた文章を短くしましょうじゃだめ。500字で書いたやつを100字にしましょうとか。少なくとも半分以下にしましょうの大幅なレベルで短くしないと意味がない。
制約が大きければ大きいほど、工夫が生まれる。
そして思い切って削ぎ落とすことができる。
結構なスペース制限がある求人広告の経験って文章力向上に繋がるなって思います。Twitterの140文字は少し違う。なぜなら言わなくてはいけないことが、自分次第だから。求人広告はあれ書けこれ書けと、多少なりともお客さんの意思が入るから。それも踏まえて、制限の中で勝負する。
うん。なかなかステキな修行だったな。
では。