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◎かかりかつどうイノベーション◎
いきものがかり
としょがかり
クラス運営には、係活動というものがあります。
みなさんも体験したことはあると思います。
係活動は好きでしたか?
係活動が上手く回れば、学級経営がもっと楽しくなる!
係活動イノベーションを実践事例とともに紹介します◎
係活動とは
学級活動を通して,望ましい人間関係を形成し,集団の一員として学級や学校 におけるよりよい生活づくりに参画し,諸問題を解決しようとする自主的,実践 的な態度や健全な生活態度を育てる。
出典
小学校学習指導要領解説特別活動編
文部科学省
係活動は、当番であってはいけません。
掃除当番や給食当番、教室の施錠や日誌を書くといった、学級運営のために役割分担をしてしなければいけないものではありません。
係活動とは、
学級をよりよくするために、子どもたちが主体となって考え、行動する活動です。
必要だと考えるのは、子どもたち自身です。
クリエイティブで独創的なものなのです。
そしてそれが、学級にとって必要なのか、そうでないのかは関係ありません。
子どもたちが、
みんなのために考えたことを話し合い、
計画を立て、
行動に移します。
時には失敗して、また話し合って改善したり、
問題が起こるたびに、考え直します。
お互いの活動内容を認め合い、褒め合うことを通じて、
子どもたちは、教室という小さな社会で輝きます。
クリエイティブな係
「工作係」
図工の学習や、教室にある捨てられる材料を使っておもちゃを作り、教室に置く。
「図書係」
1週間に1度、図書室から10冊の本を借りて、学級文庫の充実を図る。
絵本の読み聞かせをする。
「食べ物係」
給食の献立から、食べ物の栄養素について紹介する。
食べ物クイズを作る。
「運動係」
休み時間に、縄跳びやボール運動などの運動技能を高める活動を中心になって行う。
「遊び係」
休み時間にみんなで遊べる遊びを企画し、中心になって取り組む。
「お笑い係」
主に子どもたちが考えたコントや漫才を披露します。
大阪限定なんでしょうか。
「生き物係①」
生き物に関するクイズを作る。
生き物の絵を描いて教室に飾る。
「生き物係②」
生き物を飼っていない教室で、
「みんなも生き物なんだー!!」と、
窓の開け閉めや、健康管理を行う。
教師の役割
教師はサポーターです。
必要なものを用意したり、手伝ったり、
子どもたちが創造豊かに活動できる環境を整えます。
子どもたちが本領を発揮できるように、
アドバイスも必要です。
係で話し合う時間を作ることも重要です。
毎日授業に追われて、
学級活動の時間が奪われてしまうのが現状ですが、
こんなに子どもたちが主体となって活動できる時間は他にはありません!!
問題が起こることなんて毎日です。
その問題を、子どもたちで話し合って解決することは、
生きていくために必要な資質ではないでしょうか。
時間を取られて大変かもしれませんが、
半年後には、想像以上の子どもたちの成長が見られます!
今回はここまでです◎
次回は、
係活動を通して子どもたちが発揮する資質について書こうと思います◎
いつになるか分かりませんが、、、