私の中のギュスターヴ・クールベ
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皆さま、こんにちは。
「クールベ推し」いえ、それ以上の『推し殺しのルンナ』と申す者です。
彼の事をご存じない方は是非ウィキってみてください。
19世紀のフランス人画家です。
ただ、このNOTE では、クールベの事よりも、自分の事(いつものことですが)つまり私がいかにクールベに陶酔しているかを書こうと思いますので、その辺、お許しくださいませ。
この自分のヌマり加減は、実は以前にも詳しく書いているので、ご存じない方は、まずは、こちらからお読みくだされば幸いです。
左はマルセル・デュシャン、そして右がギュスターヴ・クールベです。
(デュシャンに関しては、また別の機会に)
これが今のクールベ机の上です。(専用のデスクを作っています)
去年ニューヨークでやった展覧会も彼の(服の)絵を描きました。
それでは、本題にまいりましょう。
実は!!本日は!!クールベの誕生日なんです。
おめでとう!!ギュスターヴ!!
若い頃
生きていたら205歳です。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、ギュスターヴ・クールベというアーティストは、本人が狙ってようがなかろうが、やる事なす事全部が全部、物議を醸すという
「お騒がせ」具合いがハンパなかった人で
生きていた頃から、そうだったのですが。
今でさえ、、、
ほんの数ヶ月前の話です。
METOOフェミニストからやられてました〜〜。涙
ガラスで覆われていたからよかったものの、、、、これを知った時の私はショックで、もう言葉になりませんでした。
こういう事は、絶対に許せません!!
自分もフェミニストですが、こういうことでフェミニスト運動にまで悪いイメージが広がるのは迷惑きわまりないです!!!!
気持ちを切り替えます。
さて、最近の
自分の中でのクールベ関連のニュース
(つまり他人からしたら、どうでもいい事)
〜といえば、なんと言ってもこの事!!!それについて今から話します。
去年の2月頃ですが、大学で西洋美術史を教えている友人と、久しぶりに再会しました。当然の話の流れで、いかに私がクールベにハマっているのかを話したところ、「ちょっと難しいかもしれないけど」と言って、この本を勧められたのです。
大学教授が「ちょっと難しい」ですとな?
自分は、在アメリカ歴30年なのに、未だに英語で読むのが苦手。
しかし!!!!
クールベ命!を自負する私!
苦手とかなんとか、ただの言い訳にすぎないでしょう。
北Q(北九州市)出身のオラオラ魂に火がついた。
挑戦したろ〜やないかい!
腹を括って、覚悟を決め本を探したら、すぐにアマゾンで見つかった。
さっそくポチり、あっという間に、本が手元に届きました〜〜〜。早っ!
正直、早すぎて焦った。苦笑
本を手にして、興奮しつつ最初の1ページを開けた。
とほほ
〜ともかく、この本、かなり読みにくいんですよー。(言い訳)
1848年から51年までのたったの3年間の話なのですが、その間のクールベの細かい行動から、当時の農村社会とパリのブルジョアの共通認識まで、かなり詳しーーく書いてあるのです。
マニアックにも程があるでしょ。。。苦笑
著者のクラーク先生もはじめに豪語してらっしゃいますが、
クールベというアーティストについてではなく、なぜ、その絵が生まれたのか? その頃の社会的背景から彼がどんな影響を受けていたか?が論点のようであります。
ただ、読む方にしたら、色々な出来事や人がごちゃ混ぜになって書いてあり、英語だけで理解するのはほとんど無理で、結局Google翻訳のお世話になりながら、1ページずつ要約して書き出しました。
また、そんなに有名ではない人もたくさんて出てくるので、なんとか、顔だけでも調べてプリントアウトして整理したり
また、農村の話などは、土地勘もわからなかったので、地理の授業みたいに地図もネットで調べて、とりだしました。
こんな事やってるから、あっという間に1年も経ってしまったという訳です。
しかし、先月末、これが、無事終わったんですよ!!!ふう〜〜!!!
読破できて、大変嬉しいです。
続ける事ができたのは、これもひとえに
いかに私が彼のことが好きなのか!!!を証明したかった、、、
これに尽きますねー。
愛は勝つ!!
そのための、ど根性!!
〜私が体育会系キャラで、本当によかったですよ。
ちなみにアメリカ人の夫は、私とは真逆で文系の王子様キャラなのですが、
「こんな本を読んだよ」と見せたら、さっさと3日で読みおえてました。汗
自分は時間はかかりましたが、しかし、このゴールを達成したおかげで、英語の本がそんなに怖くなくなりました。
こうなったら、なんでもかんでもGoogle翻訳で内容さえ把握すればいいのだと、現在、次なる本に今、挑戦しています。
目標はクールベ・オタク日本一です!
(ちなみに、なりたいのはオタクで、専門家とか評論家ではありません。)
皆様、どうか、これからも、私と私のクールベをあたたかく見守ってくださいませ。
また、もし、クールベに興味がある方がいたら、是非お友達になりましょう。
コメントをお待ちしております!
よろしくお願いいたします!
L*