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村上 太一「なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法」

サイゼリア、マクドナルドなど、優良企業の裏側はどのようになっているのだろうと興味がありますが、実際働いている方の体験談は面白かったです。

・ポジティブにベストやベターを目指すのではなく最悪のことを回避していくことを考える。本田宗一郎、松下幸之助など有名な経営者も繊細な心配性。

・まだ起きてない危機に対してどれだけリアリティを感じられるかがポイント。経営者はだれよりも早く気づけなきゃいけない。

・思考停止から抜け出す問い
「それで幸せになれるか」「みんな幸せになれるか」「稼げるか」

・今の仕事に即したすぐに役立つ知識や経験はアルバイトのほうがMBAより役に立つ。

・アルバイトの選び方①好きなこと興味があることをする。②やりたい苦手分野にチャレンジ。③上場企業の「勝ち残り仕組みを学ぶ」

・バイトで成長する鉄則①自分を消して歯車になる②完全にマニュアルに従う③たくさん失敗する

・優れた仕組みを持つ企業でバイトすれば、本業の改善ポイント(生産性向上等)が見つかる。

・高価格帯レストランではお店25席、スタッフ10人が一般的。顧客単価が2万円で1回転。原価率35%。超長時間労働が常態化しているので、1日16時間勤務すると人時生産性は約2000円。飲食業界では2000~3000円が平均。サイゼリヤでは6000円達成している店舗もある。

・マイケルポーター「戦略の本質は、何をやらないかを選択すること」。すべきことに集中するのではなく、しないことをまず考える。

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