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4役体験する“4感”ロープレ 発表前提の演習で“駄目出しなし”に改善点を発見

4役とは、お客役、販売員役、他人役、そしてビデオの視聴者役(全員)。この全てを経験します。発表前提の演習で、「〇〇役をやってみて感じたこと」を「私は〇〇と感じました」と伝え合います。

 ロールプレイングに付きものと思われている“駄目出し”は不必要です。これから紹介する人の思考と行動の癖に添った新ロールプレイングで、接客の上達が早くなります。
 ロールプレイングとは、実際の接客販売を想定して役割(ロール)を演じて(プレー)練習することをいいます。つまり、うそです。
 だから違和感があります。役者でもないので恥ずかしいし、実際の店頭で同じことが起こるかどうか分かりもしないのに意味がないと思われる方もいるでしょう。接客では、常連客でさえ毎回の態度や希望が変わりますから、「これで大丈夫」という定型は存在しません。
 ですが、だからこそ接客の多くのパターンを知ることができるロールプレイングが大切です。
 思たとおりに進まないのが接客。失敗パータンも多く経験したスタッフほど、接客上手です。だから、うそで早く失敗パターンを重ねると本番の成功率が上がります。

2017.9聞く技術 伝える技術「発表前提の演習で駄目出しなしに改善点を発見」-01

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