#宮沢賢治
宮沢賢治「双子の星」より stand.fm #34
お日さまの、
お通りみちを はき清め、
ひかりをちらせ あまの白雲。
お日さまの、
お通りみちの 石かけを
深くうずめよ、あまの青雲。
🌠詩と朗読 poetry night
第34夜は、宮沢賢治「双子の星」より、私の好きな美しい一節をお聴きください。今年最後の放送です。(8分半)
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春と修羅 序 stand.fm #25
わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
🌙詩と朗読 poetry night
第25夜は、宮沢賢治「春と修羅 序」。
スキマ時間に聴いていただければ嬉しいです(6分半)。
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雲の信号/林と思想/雨ニモマケズ/宮沢賢治③ stand.fm
そのとき雲の信号は
もう青白い春の
禁慾の空高く掲げられていた
(*「雲の信号」より)
こゝいらはふきの花でいつぱいだ
(*「林と思想」より)
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
(*「雨ニモマケズ」より)
宮沢賢治は詩のことを心象スケッチと呼んでいました。彼の心象風景がうかがえる美しい作品を三篇、お聴きいただければ嬉しいです。
🌙詩と朗読 poetry night/第17夜
永訣の朝/宮沢賢治②/第16夜 stand.fm
けふのうちに
とほくへいつてしまふ
わたくしのいもうとよ
みぞれがふつて
おもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゆとてちてけんじや)
***
賢治の最愛の妹トシの最期のことば、
そして賢治の祈りが私たちの胸をうちます。
そして"すべてのさいわい"とは、今の時代を生きる、私たちの願いでもあるような気がします。
🌙「詩と朗読 poetry night」第16夜は、宮沢賢治「永訣の朝」を