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4:運転の下手なライダーは上半身に力を入れるが、運転の上手なライダーは下半身に力を入れる

皆さまこんにちは
神経痛で上半身が痛くなるまろうどです😅

神経痛って異世界の話だと思っていたのですが、この世界に実在する事だと知り、震える日々を過ごしています

そんなことはさておき....

ツーリング中に身体が痛くなることはありませんか?

例えば、腰とか....
お尻や手首、首、肩などなど😓

これってシートの造りが悪い?

それとも、バイクの振動が悪い?

それも原因の一つと思いますが、一番の原因はライディングフォームの歪みなんです

自動二輪免許所有者の7割以上が、正しいライディングフォームができていません
(まろうど調べ)

だから、身体のあちこちが痛くなるんです

楽な姿勢で運転していませんか?

実は、楽に感じる姿勢が、身体のあちこちを痛め付けているんです

楽かどうかではなく、正しいかどうかで判断できるように勉強してみてください

それでは、今回も最後まで宜しくお願いします

①腰の痛みとお尻の痛みの原因

2つの痛みの原因は骨盤の角度です

バイクのシートに座った状態で、身体を横から見てください

骨盤が前傾していればOKですが、後傾しているとNGです

お尻や腰に痛みが発生します

ちょっと話が逸れますが....

皆さまも、小中学校の時に体育座りを経験していると思います

体育座りは骨盤が後傾する座り方なので、欧米では奴隷座りと言う呼び方もあるそうです

人体に悪影響しかない骨盤の後傾は、如何なる場合でもやらないでください

それでは解説をはじめます

骨盤が後傾すると、お尻の肉の薄いところでシートに座ります

すると、骨に直接ゴリゴリと振動が伝わるので、お尻が痛くなるのです

また、骨盤が後傾すると、骨盤と脊椎が「くの字」に曲がるので、振動や衝撃を脊椎で吸収することが出来なくなり、腰に衝撃が集中してしまいます

腰痛がない人でも腰痛になり、腰痛持ちの人は短時間で悪化します

このように、骨盤の後傾は害しかありません

だから、骨盤は絶対に前傾させてください

骨盤が前傾すれば、お尻のお肉の多いところでシートに座ります

また、骨盤と脊椎が正しい角度になり、脊椎が衝撃を吸収します

今までと比べて、痛みはずっと軽くなります

ではどうやって骨盤を前傾させればいいのでしょう?

皆さまは正座したことはありますか?

正座をする時、背筋を伸ばすように注意されたことがあると思います

正座をして背筋を伸ばすと、骨盤は軽く前傾するのです

バイクのシートに座った時に、正座をして背筋を伸ばすイメージをしてください

前傾姿勢を取る場合でも、骨盤ごと前傾させるようにしてください

この姿勢を維持することで、お尻の痛みも腰の痛みも改善します

背中側の筋肉が足りなくて姿勢が維持できない人は、筋トレしてください

絶対的に必要な姿勢なので、楽な方に逃げてはいけません

バイクのライディングテクニックは、骨盤の前後方向の角度や、左右方向の向きが重要なんです

バイクは骨盤でコントロールします

後々解説しますので、覚えておいてください

②手首、肩、首の痛みの原因

結論から言えば、上半身で体重を支えているのがダメなんです

人間は直立二足歩行ができる生き物です

なんでバイクに乗ったときだけ上半身を使って走ろうとするんですか?

時には二足歩行
時には手を使った歩行

.....これって猿と同じです

なので、まろうどはハンドルに体重を乗せているライダーを「おさるさんライダー」と呼んでいます

ちょっとカチンときた方もいると思いますが、今後の解説を読んで人類に進化してください

ハンドルに体重を乗せていれば、手首も肩も首も痛くなって当然です

人間の腕にはそんな筋肉は付いていません

なので、二足歩行をする人類らしく、両脚で体重を支えましょう

骨盤を前傾させることで、首を上げる角度が浅くなります

これだけでも首の痛みは軽くなります

さらに、下半身で体重を支えて、身体を安定させることができれば、上半身からは自然と力が抜けるのです

「上半身の力を抜く」
「ハンドルに体重を乗せない」

と言うアドバイスを聞いたことがあると思いますが、どうやればいいかのアドバイスは聞いたことないと思います

やり方は簡単ですよ

まずシートに座ったら、ステップに体重を乗せます

体重をシートに乗せると思っているライダーは失格です

シートにお尻を乗せてもいいのですが、体重はステップに乗せる気持ちでいてください

だって、立っている時は脚に体重が乗っているんだもの

ステップに体重を乗せる....
ステップを軽く踏み込む感じですね

どれくらい踏み込めばいいのかは、経験値が上がれば分かるようになります

それからタンクを両脚で挟みます

ニーグリップですね

ここで注意⚠️
ステップを踏み込まないでタンクを挟んでも、それはニーグリップにはなりません

なぜなら、身体が安定しないからです

初心者ライダーにありがちな錯覚のひとつに、シートに座れば身体が安定すると思い込んでいる事があります

お尻に吸盤が付いているんですか?

それとも、お尻でシートを挟んでいるんですか?

....違いますよね

シートにお尻をただ乗せているだけです

なので、お尻は自由自在に動きます

それを押さえるために、初心者ライダーはハンドルにしがみついてしまうんです

本末転倒ですね

ステップを踏み込んでタンクを挟むだけで、あなたの身体は動かなくなります

もう上半身で頑張る必要はありません

あなたの上半身はこんにゃくになりました

上半身で柔軟に衝撃を吸収してください

腕は、肘を軽く曲げてハンドルに手を添えます

この時、腕と手の甲は真っ直ぐが理想です

手首が曲がっているのはNGですので、ハンドル角度の調整やハンドルの交換が必要になるかもしれません

これで痛みの多くが改善されます

安心して長距離ツーリングを楽しんでください

できることなら.....
お財布の痛みを改善する方法が分かるとありがたいのですが....

今回はここまで

最後まで読んで頂きありがとうございます

それでは、楽しいバイクライフを❣️😆

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