チー牛ボイスの治し方
前置き
突然ですが声は重要です。
どこに行っても、誰と関わってもついてまわるものが「声」です。
「声」には不思議な力があります。
例えば最近だとASMRという、いわゆる囁き声などで安眠が出来るものが流行ったり、
もっと前からだと、アニメというのは単にキャラクターだけではなく、その「声」を発生している声優さん自体に根強いファンが付いたり。
ニュースキャスターや俳優などは言うまでも無いですよね。
この声がもし聞くに耐えないものだったらどうでしょうか?
何か悪い事をしている訳では無いけど、なんとなくこの声は聞きたく無いとか、何となく気持ち悪いとか、そういう声の人は残念ながら世の中に存在します。
繰り返しますが、本人が悪い事をしている訳ではありません。しかし、人間の本能的な部分に不快感を与えてしまう声は存在するのです。
普通に生きていくだけなら、そういう事を気にしない人も世の中には沢山いるので、まあやっていけると思います。
しかし、面接や恋愛など、ここぞの場面でチー牛ボイスが出てしまうと中々キツイものがあります。
例えば、私の友人は、まさにそういった声の持ち主で、大学2年生の時に一緒に治せるようにカラオケでトレーニングをしたりしました。すると彼は人生で初めて彼女ができました。(1番の要因は本人の頑張りでしょうけど)
他にも、学生時代は就活支援を通して何十人か見た中で、何人かに声のアドバイスをさせていただきました。
その経験をもとに、今回は声をマシなものにするべく、noteを書かせていただきます。
どういう人がチー牛ボイスになりやすい?
まず、声が高い人、低い人、色々いるでしょう。低い人でチー牛ボイスの人はあまり聞いたことがありません。
自分が高い声か低い声か分からない人がいるかもしれませんが、カラオケで女性歌手が歌っている原曲からキーをさらにあげられる人は基本的に高い声と言って問題無いでしょう。
次に高い声と言っても2つに分かれます。
自分で勝手に名付けさせていただきました。
「安定型」と「不安定型」です。
「安定型」というのは、まず声が聞き取りやすく、音が一定を保ち続けられる人。そして、声が上に滑っていない人(少し感覚的な表現になってしまい申し訳ないです)。
「不安定型」はその逆です。
ちなみに、「声が上に滑る」という感覚的な表現をしてしまいましたが、これは生まれつきの声帯上仕方ない部分もあります。
治し方
ボイストレーニングよりも、まずは意識的な部分が重要になります。
・腹筋を鍛える
・お腹から声を出す
・落ち着いて喋る
・舌回し体操をする
・舌は上の口蓋につける。
・たまに意識的に低い声をずっと出してみる
・口角を上げる
・口を大きく開く
・夜はしっかり寝る
・積極的に外に出る
意志的な部分といっても単なる動作については理解しやすいかもしれませんが、「夜はしっかり寝る」とか「外に出る」というところについては中々理解が難しいかもしれません。
持論ですが、「声」というのはある種自分の健康状態や、人生をどうやって生きてきたかを表すものだと考えています。
自分は海外のドキュメンタリーが良く好きで、戦争を経験した若者のビフォーアフターが特に好きです。
アメリカにも、いわゆる「チー牛ボイス」というものはあるのですが、学生時代と、軍隊に入って数年経ってからの若者の声を聞き比べると、確かに変化がありました。
もちろん、修羅場を経験する事が人生にとって必ずプラスになるとは限りません。
しかし、なるべく色々な出会いやイベントを経験して、夜になったら体力を回復させる。そういった繰り返しは「声」にも反映されるのでは無いかと考えています。