買ってよかったレコード(2024年12月)
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レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
今回は2024年12月に購入したレコードの中から、買ってよかったものを紹介します。
Discogsを経由して海外のショップやディーラーから購入した3枚の7インチについては、こちらをご覧ください。
【 1 】
MUTE BEAT
『LIVE』
MUTE BEAT
『LIVE』
2LP (PCJA-00175) / Japan / 2024
side-A
1. Metro ~ Landscape
2. Super Woofer Dub
side-B
1. Light and Shade
2. I've Been Working on the Railroad
3. Tear Up
side-C
1. Four Corners
2. Beat Away
3. Funka Dub
side-D
1. March
2. Hat Dance
3. Theme from A Summer Place
4. Dub's Dub
1982年~1989年に活動したインストダブバンド、MUTE BEATのライブアルバムが初アナログ化。東洋化成主催イベント『レコードの日 2024』の対象商品として11月3日に発売されていたことを知らず、12月に入ってから購入しました。
買えてよかった!
昨今生産される2枚組LPによくみられる軟質な見開きジャケット(ゲートフォールド、ダブルジャケット)ではなく、通常のジャケット(シングルジャケット)なのが嬉しいです。やわらかい紙で作られた見開きジャケットは、盤がゆがむことが多いんですよね。
今回のアナログ化に際して書かれたライナーノーツも資料的価値が高い内容です。後追いでMUTE BEATを知った私でも、彼らが革新的な存在であったことを理解することができまた。
「オリジナル・マスターに忠実に、徹底的に重低音にこだわり尽くした」というDave Turner氏によるカッティングも素晴らしく、理想的なアナログリイシューです。
12月に購入したレコードですが、先日公開した「2024 レコード年間ベスト10 ~祝! アナログ化編」に選出しちゃいました。
【 2 】
ASHER GAMEDZE & THE BLACK LUNGS
『CONSTITUTION』
ASHER GAMEDZE & THE BLACK LUNGS
『CONSTITUTION』
2LP (IARC0084) / Worldwide / 2024
side-A
1. Find Each Other
2. Determining Facts
3. Antagonism
side-B
4. Elaboration
5. Constitution (Pt. 1)
side-C
6. Constitution (Pt. 2)
side-D
7. Destitution
8. High Land. New Home
9. Melancholia
10. Deposition: A Song for the Dialectician
Tumi Pheko - cornet
Garth Erasmus - alto saxophone
Jed Petersen - tenor saxophone
Ru Slayen - percussion
Athi Ngcaba - trombone
Tina Mene - vocals
Fred Moten - words
Nobuhle Ashanti - piano
Sean Sanby - bass
Asher Gamedze - drums
南アフリカの首都ケープタウンを拠点に活動するジャズ・ドラマーのアッシャー・ガメゼ(Asher Gamedze)が、2024年8月30日に発表した『CONSTITUTION』。10人編成のアンサンブル、THE BLACK LUNGSとの初コラボ作品です。
海外で生産されたレコードですが、帯が付いています。最近多いですよね。
マックス・ローチがクワイアを迎えて制作した『LIFT EVERY VOICE AND SING』(1971年)や、現在はハリー・ホイテカーのリーダー作として周知されている『BLACK RENAISSANCE』(1977年)といったスピリチュアルなブラックジャズと同じ感覚で聴いています。エディ・ゲイルがBlue Note Recordsから発表した『GHETTO MUSIC』(1968年)とか。
本作の存在を知ったのは12月上旬。SNSで知り、試聴して即注文しました。
あまりの素晴らしさに、すべり込みで年間ベスト10に選出!
ただ、39分21秒の長尺曲「Constitution」が、B面とC面でブツっと切れているのがよろしくありません。フェードアウト/フェードインにすればよかったのに・・・。
ジャケットもちょっとやわらかい見開きで残念。盤はジャケから出して保管することにしました。
それでもなお、買ってよかったと思える素晴らしい作品です。ぜひ聴いてみてください。
【 3 】
BETH GIBBONS
『LIVES OUTGROWN』
BETH GIBBONS
『LIVES OUTGROWN』
LP (WIGLP287BR) / Japan / 2024
side-A
1. tell me who you are today
2. floating on a moment
3. burden of life
4. lost changes
5. rewind
side-B
1. reaching out
2. oceans
3. for sale
4. beyond the sun
5. whispering love
こちらは大晦日(本日)の朝に到着したレコード!
PORTISHEADのシンガーとして知られるベス・ギボンズ(Beth Gibbons)の1stアルバム『LIVES OUTGROWN』。帯付きです!
2024年5月17日にリリースされた本作が、初のソロアルバムとのこと。2002年に発表された『OUT OF SEASON』は、ラスティン・マンとのコラボ作品にあたるようです。
限定の見開きジャケットやTシャツ付きなど、さまざまな形態で発売されたようですが、私が入手したのは通常盤(WIGLP287)に帯と解説書を付けた国内流通仕様LP(WIGLP287BR)。
帯は一般的な巻きつけるものではなく、国内盤CDのような被せるタイプでした。
Amazonのタイムセールで購入できたので、定価よりもお安くゲット!
ただ、商品画像に見開きジャケットが使用されていたんですよね。
見開きジャケット/180g重量盤/帯・解説書付きの国内流通仕様LPの規格番号はWIGLP287Xです。
「WIGLP287BRと記載されているから通常盤に違いない。でも、もしも画像が正しくて見開きジャケットだったら・・・」と悩みながらも、安かったので購入することに。
無事に通常盤が届いてホッとしました。
(見開きジャケットがほしい方はご注意ください!)
5月に発売された『LIVES OUTGROWN』を今になって購入したのは、多くの音楽ファンの年間ベストアルバムに本作が選出されていたから。リリース当時にちゃんと聴いていたら、私も年間ベストアルバムに選んでいたかも。
【 4 】
NECTAR WOODE
『Waiting』
NECTAR WOODE
『Waiting』
7" (JS7S426) / Japan / 2024
side-A
1. Waiting
side-B
1. For The Best
そしてこちらも大晦日に届いたレコード。
今年最後に入手したレコードということになりますね。
新譜の年間ベストに12インチEP『NOTHING TO LOSE』を選出したネクター・ウッド(Nectar Woode)の7インチ。12月25日に発売された新作です。
配信のみでリリースされていた「Waiting」と「For The Best」を、JET SETがフィジカル化してくれました!
*
以上、2024年12月に購入した4枚のレコードを紹介しました。
よいお年をお迎えください!
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