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元旦に届いたアナ・カルラ・マサのレコード

※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!

昨年末に、気になっていたレコードをいろいろ試聴して注文。その中の2枚は大晦日に届きました。


そして、元旦の朝にもレコードが到着!

ANA CARLA MAZA
『CARIBE』

 ANA CARLA MAZA
『CARIBE』
  LP (271982) / France / 2023

face-A
1. Guanabacoa
2. Caribe
3. Huayno (Latin Version)
4. Las Primaveras
5. Astor Piazzolla (Latin Version)

face-B
1. A Tomar Café (Latin Version)
2. Bahia (Latin Version)
3. Tropical
4. Cumbia Del Tiempo
5. Diana

Ana Carla Maza - violoncello, voice
Norman Peplow- piano, keyboards
Luis Guerra - percussions
Arnaud Dolmen - drums
Irving Acao - saxophone, flute
Fidel Fourneyron - trombone

produced & composed by Ana Carla Maza

パリとバルセロナを拠点に活動するキューバ出身のアナ・カルラ・マサ(Ana Carla Maza)が2023年に発表した4枚目のリーダー作『CARIBE』。
1995年生まれの若きチェリスト/シンガーソングライターのセルフプロデュース作品で、すべての楽曲をアナ・カルラ・マサが作詞作曲しています。

キューバ人のパーカッショニストとサックス奏者、ドイツ人ピアニスト、フランス人トロンボーン奏者、グアドループ出身のドラマーを迎えて制作された『CARIBE』は、チェロの弾き語りで作品を発表してきたアナ・カルラ・マサにとって初のバンド編成レコーディング作品。
アナログ盤に収録されなかった「Dos Enamorados」には、フランス人アコーディオン奏者のノエ・クレール(Noé Clerc)も参加しています。

アナ・カルラ・マサの存在を知ったのは、インスタグラムのタイムラインに流れてきたこのミュージックビデオ。
素晴らしい歌と演奏に魅了され、レコードを購入しました。


チリ人ピアニストのカルロス・マサと、キューバ人ギタリストのミルサ・シエラを両親に持つアナ・カルラ・マサの音楽人生がスタートしたのは、わずか5歳。IRAKEREのリーダーとして知られるチューチョ・バルデースの妹であるミリアム・バルデースにピアノの手ほどきを受け、8歳でチェロを始めた彼女は、10代のころからステージに立ち、父カルロスの作品にも参加していたそうです。

2007年、家族と共にスペインのカタルーニャに移住。フランスのパリ地方音楽院やソルボンヌ大学で音楽を学んでいます。

自己名義で初めて発表した作品は、2016年にフランスで行われた『Rhino Jazz Festival』にチェロ弾き語りで出演した際の演奏をレコーディングした『SOLO ACOUSTIC CONCERT』。


2018年には、打ち込みを取り入れた5曲入りEP『ALMA』を制作。


2020年、初のスタジオアルバムとなるチェロ弾き語り作品『LA FLOR』をリリース。


2022年に2枚目のスタジオアルバム『BAHÍA』を発表。
こちらもチェロ弾き語り作品ですが、2021年にCOVID-19で亡くなった恩師のミリアム・バルデースに捧げた「Miriam Valdés」でピアノを弾いています。


1995年6月14日生まれ(チェ・ゲバラと同じ誕生日!)のアナ・カルラ・マサは、現在29歳。今後の活躍が楽しみです!



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