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【温泉地 Trip+SP】にっぽんの温泉100選×日本の滝100選~東日本編
今日と明日は、人気温泉地と滝をダブルで楽しめる『温泉地 Trip+SP』企画です。
「にっぽんの温泉100選2021」の人気温泉地の近く(基本的に同じ市内)で、「日本の滝100選」に選ばれている滝を紹介します。
日本の滝百選は、環境庁(現・環境省)と林野庁の後援のもと、緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛基金の3団体が、森林浴の森100選に続く、グリーンキャンペーンの一環として企画した。
日本全国から34万1292通、527滝の応募があり、8人の選考委員によって527滝から127滝が選ばれ、最終選考で100滝となった。
1990年4月8日に富山県立山町において、百選地の代表に選定認定書が贈られた。
ー出典:ウィキペディア
滝はやっぱり迫力をお伝えしたいもの。
マイナスイオンはお届けできませんが、迫力ある映像で滝の魅力をお届けします。
群馬|草津(1位)
常布の滝
滝の下には野湯があります。
岩肌が特徴的で、赤、黒等の色をした岩と緑の苔が独特の景観を作っている。滝左上部には浸食によって削られた穴があり、鍾乳石のようにつらら状に垂れ下がった岩が見られる。
滝壺は大きくはないが、滝前はかなり広く開けている。新緑や紅葉の時期はなお一層映える景観となる。
-出典:ウィキペディア
動画のようにアプローチできるとその迫力はすごいですね。
展望台から見るのが一般的なようですのでご注意ください。
なお、ハイキングコースは閉鎖中のようです(出典:草津町公式サイト)。
私は温泉街でお酒と美味しいご当地グルメを楽しむ派なのですが、『野湯ガール』は面白いです。
群馬|伊香保(15位)
棚下の不動滝
滝裏から見てみたいですね。
棚下不動雄滝と雌滝の2滝からなる。
雄滝はいわゆる裏見の滝で、滝裏の通行が可能。
大きく抉られた崖下には不動院奥院があり、不動明王が祀られている。
この雄滝単独を指して「棚下不動滝」と呼ぶことも多い。
-出典:ウィキペディア
濡れても乾きやすいシャツを来ていきましょう。
水しぶきが気持ちよさそうです。
滝を見た後に歩き温泉で伊香保温泉へ行くにはいい距離かもしれません。
約20kmで、4時間ほど歩くことになりそうです。
疲れた後の温泉は格別ですよね。
疲れすぎて石段を登れないと困りますが笑
栃木|鬼怒川・川治(17位)・湯西川(59位)・日光湯元(92位)
華厳滝
知名度では日本トップクラスですよね。
男体山の噴火によってせき止められた中禅寺湖からの地表を流れる、唯一の流出口大谷川に存在する。
落差97mの滝を一気に流れ落ちる様子は、日本三名瀑のひとつにも数えられている。
霧降の滝や裏見滝と合わせて日光三名瀑とも、湯滝や竜頭の滝と合わせて奥日光三名瀑とも言われ、日光・奥日光の三名瀑を合わせて日光五名瀑と称されることもある。
-出典:ウィキペディア
通常見る角度とは大分異なる、ドローンからの映像を今回は紹介してみます。
迫力すごいですね。
こちらのホテルは華厳の滝まで約500m。
歩いて行けますね。
部屋からの眺める中禅寺湖も最高でしょうね。
以前、日光湯元温泉を訪れた帰りに中禅寺湖の日帰り温泉も巡りました。
中禅寺湖を眺めながらの入浴は最高でした。
霧降の滝
下滝には美しさを感じます。
霧降川にかかる滝は上下2段になっており、上段が25メートル、下段が26メートル、高さは75メートルあります。
下段の滝の水が、まるで霧のように細かに岩に当たりながら流れ落ち、その様子からこの名がついたと言われています。
-出典:日光市観光協会公式サイト
夏に訪れると涼を感じられそうですが、紅葉の時期の眺めは最高のようです。
「諸国滝廻り」の作品群の1枚だそうです。
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1833年、今から約190年前に描かれています。
宮城|秋保(35位)
秋保大滝
水や自然の記事では「杜の都」仙台がちょくちょく登場しています。
秋保大滝は、「日本の滝百選」に選ばれ、国の名勝に指定されています。
轟音をたてて流れ落ちる様は豪快な迫力で、「日本三大瀑布(大滝)」の一つと言われていることもうなづけます。
不動滝橋の脇から遊歩道を下りて滝つぼに行くこともできます。
滝つぼの周囲は、流れ落ちる滝の飛沫が霧となり、見上げる大滝に一層の迫力を感じさせます。
-出典:仙台市公式サイト
秋保温泉からは仙台市営バスに乗り徒歩を含めて30分程度で訪れることができます。
名水百選、音風景100選の記事でも杜の都は登場しています。
北海道|定山渓(39位)
アシリベツの滝
さすが北海道ですね。
ぜひ冬に訪れたくなります。
アシリベツの滝は、滝野すずらん丘陵公園の渓流ゾーンにあります。
「日本の滝百選」の一つにも選ばれている、札幌市内で最大級の滝です。
大寒のころに厳しい冷え込みが続くと、滝のしぶきが氷結する、「氷瀑」という現象が見られます。
天気がよい日の朝には、日の光を浴びてキラキラと輝く神秘的な滝の光景を見ることができます。
-出典:札幌市公式サイト
「アシリベツ」はアイヌ語で、その後「厚別(あつべつ)」となっていったようです。
諸説あるようなので、気になった方は検索してみてください。
聖地巡礼をされている方々のBlogを見ると「厚別」の住所がたくさん登場します。
北海道|ウトロ(53位)
オシンコシンの滝
続いて北海道の滝、そして同じくアイヌ語由来です。
落差約30m。
途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれており「日本の滝100選」にも選ばれています。
滝の中ほどの高さまで階段で上がることができ、しぶきが掛かるほど目の前で見られる滝は迫力があります。
駐車場から見える流氷の季節は絶好、見渡す限りの白い海原が感動的です。
-出典:知床斜里町観光協会公式サイト
「オシンコシン」はアイヌ語で”川下にエゾマツが群生するところ”という意味だそうです。
「ウトロ」はウィキペディアによれば”その間を-我々が-通る-所”だそうです。
以前、東京・御徒町の吉池へ鮭とばを買いに出かけていました。
残念ながらその鮭とばはもう入手不可になってしまいましたが(お店の方に聞いたら漁協がその事業を廃業されたそうです)、この知床の鱒とば美味しそうです。
山形|あつみ(65位)・湯野浜(89)
七ツ滝
かつて、行者さんはこの滝に打たれて身を清めていたそうです…
かなりハードです。
幾筋にも分かれた流れが、やがて一本の流れとなって滝壺に下る直瀑です。
磐梯朝日国立公園にあり、周囲の大自然とも相まって圧巻の姿をみせます。
近くの七ツ滝公園からは滝の全景を見通すことができます。
-出典:山形県観光協会公式サイト
冬期は通行止めで訪れることができないようなのですが、冬の滝はどうなっているんでしょうね。
公共交通機関ではアクセスが困難なので車でどうぞ。
海外の落差があり幅の大きな滝は人気ですが、緑と滝の美しさも負けず劣らずいいですね。
夏は汗をかきますし、滝に濡れた後、温泉に入った後にも速乾なタオルがあるといいですね。
最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございます。