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【温泉地 Trip+SP】にっぽんの温泉100選×日本の滝100選~西日本編

人気温泉地と滝をダブルで楽しめる『温泉地 Trip+SP』企画の西日本編です。

「にっぽんの温泉100選2021」の人気温泉地の近く(基本的に同じ市内)で、「日本の滝100選」に選ばれている滝を紹介します。

滝はやっぱり迫力をお伝えしたいもの。
今回もマイナスイオンはお届けできませんが、迫力ある映像で滝の魅力をお届けします。

岐阜|下呂(2位)

根尾の滝

岩肌が特徴的ですね。

下呂市小坂町の豊富な森林が蓄えた水は、水量の豊富な谷川となり、御嶽山の険しい裾野を駆け下ります。
そのため、小坂地域には落差5m以上の滝が210箇所以上も確認され、日本有数の滝の多い町として有名です。
数ある滝の中でも代表的な滝である「根尾の滝」は、落差63mもあり、輝岩安山岩の大岩壁を一気に流れ落ちます。
-出典:日本の森・滝・渚全国協議会公式サイト

公共交通機関での訪問は難しそうです。

炭酸泉でおなじみの「ひめしゃがの湯」が近くにあり、下呂温泉から直行バスが出ているようです(出典:岐阜県観光連盟公式サイト)。

兵庫|有馬(7位)

布引の滝

名水百選記事でも布引渓流として登場しました。

新神戸駅の山側に位置し、生田川中流にかかる滝です。
「日本の滝百選」にも選ばれ、「布引の滝」は雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の4つの滝の総称で、なかでも雄滝は高さ43mの名瀑とされています。
-出典:兵庫県公式観光サイト

出張で何度も三宮に宿泊していたので行ってみたらよかったです…

前述の「にっぽんの温泉100選×名水百選」記事はこちらです。

岐阜|奥飛騨温泉郷(18位)

平湯大滝

氷結する滝は美しい。
そしてやはりドローンと滝の親和性は抜群ですね。

紅葉の名所であり、奥飛騨温泉郷の紅葉は、飛騨・美濃紅葉三十三選にも選ばれている。
また、冬季の厳冬期には氷結して氷瀑となり、毎年2月には氷瀑がライトアップされ、「平湯大滝結氷まつり」が開催される。
-出典:ウィキペディア

通常は毎年2月の中旬頃に平湯大滝結氷まつりが開催されているそうです。
2022年は残念ながら中止となってしまいましたが来年は再開するといいですね。

平湯バスターミナルからそう遠くないですね。
途中まではバスもあります。
冬の時期はバス停を降りたあとの徒歩が大変かもしれませんが…

以前、平湯へ訪れた時も冬でしたが滝を見逃しました
前回はバスタ新宿~平湯バスターミナルを日帰りだったので、次回は宿泊してゆっくりとライトアップしたシーンを見てみたいです。

温泉100選では平湯温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、福地温泉、新穂高温泉、焼岳温泉で奥飛騨温泉郷とまとめています。

和歌山|白浜(33位)

八草の滝

「はそのたき」と読みます。

日置川中流の山腹に22メートルの高さから七色の飛沫をあげて流れ落ちる美しい滝です。
新緑に包まれた初夏は最も美しい見ごろとなります。
雨量によって滝の流水量が変わるため幻の滝とも呼ばれています。
-出典:南紀白浜観光協会公式サイト

「幻の滝」と呼ばれるとは、儚さを感じさせてくれて素晴らしいですね。
動画も水量が少ない時のものを選んでみました。

公共交通機関で訪れるのは無理そうです。

眺めも最高で、崎の湯までのアクセスも抜群です。

以前、白浜温泉を訪れた時、二日酔いの翌日にフィッシャーマンズワーフ白浜で美味しいお魚とともに昼飲みしたことを思い出しました。

温泉たまごも食べた写真が残っていました。

静岡|修善寺(37位)

浄蓮の滝

私は歌で知りました。

滝は狩野川の上流部、天城山の北西麓を流れる本谷川にあり、1万7000年前に伊豆東部火山群の鉢窪山スコリア丘が噴火した際に流出した玄武岩溶岩流を流れ落ちる直瀑である。
落差は25m、幅は7mで岩盤には柱状節理が見られる。滝壺の深さは15mある。
かつて滝の左岸付近に「浄蓮寺」という寺院があったことから「浄蓮の滝」という名称がついたと伝わる。
-出典:ウィキペディア

公共交通機関でもアクセス可能なのもいいですね。
修善寺駅や、河津桜でお馴染みの河津駅から東海バスに乗り、「浄蓮の滝」バス停で下車します。

滝の近くにあるドライブイン「浄蓮の滝観光センター」は「観光・食事施設100選」に選ばれています。

新潟|瀬波(66位)

鈴ヶ滝

歴史や別名が素敵です。

その昔、源義経公が奥州に向かう際に、駒を止めて鑑賞したと伝えられています。
ブナ林の中を進む450mの歩道や、落差55m・幅10mの爆風の轟音は爽快です。
また、ブナ林の歩道の途中に姿を現す落差38m・幅5mの小滝は、その優雅さから滝の貴婦人ともいえる存在です。
この二つの滝を中心に形成される鈴谷渓谷は、岩肌をむき出しにし、荒々しく変化に富んでいます。
-出典:村上市観光協会公式サイト

義経や弁慶は山伏の格好で奥州への逃避行の最中だったかと思いますが、どんな思いで鑑賞したんでしょうね。

逃避行の最中に鮭との出会いがあったかどうかはわかりませんが、前述の修善寺のところでも紹介している「観光・食事施設100選~西日本編」の記事を作成して以来、鮭が頭から離れなくなりました笑

長野|扉(84位)

三本滝

3つの滝がそれぞれの表情を見せてくれますね。

「長野県の指定名勝」にもなっていて、水源の違う3つの沢から流れ落ちる滝が乗鞍火山の溶岩の段差を流れ落ち、1つの場所に集まっています。
各滝の落差はおおよそ50~60m。滝口(滝の上部)の標高は1840m。
3つの滝のうち、小大野川の本流は中央の滝。
「本沢」にかかる「本沢の滝」と呼ばれています。
-出典:中部山岳国立公園 松本市乗鞍観光センター公式サイト

本流の一番激しい滝は修行の場だったそうです。

扉温泉からは松本駅を挟んで反対側にあり、結構な距離があります。
渓谷を降りて再び渓谷へ向かうようなイメージですね。

熊本|阿蘇温泉郷(84位)

数鹿流ヶ滝

「すがるがたき」と読みます。

日本の滝百選の一つで、落差は60m。
日本最古の巻狩といわれる「下野の巻狩」で追われた鹿が、数頭流れた落ちたことからこの名が付いたと言われています。
国道57号沿いに見学ポイントがあります。
-出典:熊本県観光連盟公式サイト

熊本地震の影響でしばらく見ることができませんでしたが、2021年10月より再び展望所より眺めることができるようになりました。

巻狩について『おいしい温泉地』動画でも紹介した阿蘇神社には絵巻物が残っているそうです。

にっぽんの温泉100選では次の温泉街を阿蘇温泉郷としてまとめています。
阿蘇市:阿蘇内牧温泉、阿蘇赤水温泉
南阿蘇村:白水温泉、栃木温泉、垂玉温泉、地獄温泉、湯の谷温泉
数鹿流ヶ滝は、南阿蘇村にあります。

和歌山|南紀勝浦(99位)

那智滝

西日本ではトップクラスの知名度の滝でしょうか。
有馬温泉のところでも紹介している平成の名水百選(温泉100選×名水百選記事)にも選ばれています。

石英斑岩からなるほとんど垂直の断崖に沿って落下し、落ち口の幅13メートル、滝壺までの落差は133メートルに達し、その姿は熊野灘からも望見することができる。
総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差日本1位。
華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。
-出典:ウィキペディア

4K動画で紹介されている那智滝はこちらです。

熊野那智参詣曼荼羅で紹介されている那智滝はこちらです。

16~17世紀に描かれたものだそうです

最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございます。

ドローンによる4K動画の素晴らしさを、温泉×滝の記事で再認識しました。

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