ちゃんとした人になれない
筆者は来年度就職する。
今のうちに社会人として自立できるよう、ここ最近色々頑張ってみた。
家計簿をつけて貯金してみたり、自炊して作り置してそれで生活してみたりした。
しかし、どれもなかなか続けることが出来ない。
家計簿を初めて1ヶ月目は、買い物をする度に入力していたのに、今ではレシートが溜まったら一気に入力して、気がついたら設定金額を超えてお金を使っているということがある。
自炊もそもそも不摂生であまりご飯を食べなかったのが、作り置きを減らさなきゃという思いで機械的に摂ることで、なんだか食事をとるために作り置きをしているのか、作り置きを無くすために食事をしているのか分からなくなった。
きっと今までがいい加減な生活を送ってきたせいで、ちゃんとした人になれない。
正確には、ちゃんとした人になるために多くの時間を費やさなければちゃんとした人になれないのだ。
癖というのはなかなか治すことができない。
貧乏揺すりや爪を噛む癖、話す前に「あっ……」と言ってしまう癖等…
筆者の生活力の無さも、22年間続いている1種の癖だ。
来年度まで残り半年。この短い期間に22年の癖を治せる自信はない。
幸い、続かないながらも家計簿をつけること自体や、自炊について考えることをやめていないのは救いようがある部分であるが、成功体験がないと人間は努力を続ける事が一気に難しくなる。
唯一ちゃんとした人になるために貯金しているのは数字で成果が見るから、少し楽しくなってきた。
もしかすれば、その貯金に精を出すようにすれば家計簿も自炊も続くのでは無いだろうか。
極端に外食を禁止したり、生きていけるギリギリのラインで生活費を設定して、貯金をもっと楽しくすれば治るのだろうか。
なかなか悩ましいが、残りの半年間の生活についてもう少し見直そうと思った。
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