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大学4年2月、内定ゼロでも最後まで粘った就活 ~新卒1年目 × 取締役で振り返る最終面談のリアル~

2025年2月現在、25卒で就職活動を続けている学生の皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか。内定が決まらず不安を感じることもあるかもしれませんが、最後まで諦めずに挑戦し続けることが大切です。

今回は、卒業ギリギリまで就職活動を続けてゴーリストに入社した新卒1年目の海老原さんにインタビュー。どのような思いで就活を乗り越え、今どんな成長を遂げているのか——。さらに、最終面談を担当した取締役の菊池さんとの対談を通じて、実際の面談で話したことや感じたことについて語ってもらいました!


まずは海老原さんに、挫折も経験した就活からゴーリストに入社した現在までを振り返ってもらいます!

入社1年目・セールス
海老原 陽輔(えびはら・ようすけ)

4年生の2月まで内定が出ない中就活を頑張り、2024年4月にゴーリストへ入社。ゴーリストグループのフロッグ社 セールスチームへ配属後、主に中小企業のクライアントを担当する。趣味はアウトドア全般でよく山に行っているが、陶芸教室に通うなどクリエイティブな一面も。学生時代に無人島旅行へ行く破天荒さを持ち合わせているが、お酒は飲めそうで飲めない。

苦戦した就活からゴーリストに出会うまで

ーどんな就活をしていましたか?

4年生の前期で卒業に必要な単位を取りきり、かつ就活も夏までに終わらせて残りの半年を謳歌する計画で、就活解禁日となる3年生の3月に就活を始めました。実際には、単位の取得は計画通り進んだのですが、就活は全く理想通りに進まず苦戦していました......。

浪人時代に予備校の先生から「若いうちは中小企業で揉まれた方がいい」と言われ、自分でも広く色々なことに挑戦する方が合っていると思ったので、中小企業を中心に受けてましたね。

「自分が社会人として働いている姿」をイメージし、中小企業の中でも営業職か企画職に絞って探していました。エージェントの方から「営業のスキルは社会人としての土台になるからやっておいた方がいい」と言われていたし、ものづくりが好きだったので企画職も視野に入れていた感じです。

ー就活ではどんなところに苦戦しましたか?

4年生の夏までにメーカーや商社など5社で最終選考に進めたんですが、全部落ちちゃって。手ごたえを感じた面接もあった中で落ちてしまったので、そこで完全に心が折れたんです......今振り返ると、心の底から行きたいと思っていた企業ではなかったので、求められている答えで取り繕ったガクチカや志望動機などを話して落ちちゃったんだと思います。

その後3ヶ月ほどは一切就活をせず、就活が終わったら行こうと思っていた陶芸教室に通ったり友達と遊んだりと、とにかく現実逃避をしてました。それまで24年間生きてきた中で一度も病んだことはなかったんですが、その時ばかりは病んでましたね......。

今でも陶芸は続けてます!

ー就活で挫折をしてからどう切り替えたのか教えてください!

親にも心配されてましたし、エージェントの方からも「そろそろやらなきゃダメじゃない?」と言ってもらうこともあり、段々と「やるか...」という覚悟が決まってきました。ただ、いきなり100%のパワーで就活を再開したわけではなく、最初は「10分だけでもIndeed見てみるか」「とりあえず説明会だけでも出るか」というところから始めましたね。エージェントで紹介された企業はとにかく全部受けるなど、意思がないイエスマンだったと思います笑

最終選考までなかなか進めなかったんですが、年が明けた頃から吹っ切れ始めてあんまり就活が嫌だとも思わなくなってましたね。あと2,3ヶ月だしまぁいっか......みたいな。現実的ではなかったんですが、陶芸学校を調べたり、就職浪人を考え始めたり、と開き直ってました。

ーゴーリストにはどうやって出会いましたか?

4年生の2月にたまたま検索していて見つけました。サイトを見て「何ここ面白そうやん」と思ったのを覚えています。すぐにエントリーして説明会の動画を見た時に、代表の龍さんが仰っていたことが、自分の価値観に大きく影響した予備校の先生と、着眼点が同じだと思ったんです。もうそこでビビっときて、「自分が探し求めていた会社はここだ!」と思いましたね笑

一次面談では自分の人生を4分割で振り返る「人生ヒストリーシート」というものがあるんですが、「#すっぴん採用」って言ってるし取り繕うのはやめようと思い、とにかくありのままを書きました。本来の自分を出して受からないんだったら、「仕方ないな」って納得して終われると思ったんですよね。実際の一次面談でも、担当してくれた方がバイト先の先輩みたいな感覚でフランクに話してくれたので、自分もとにかく素で答えられたんだと思います。

実際に提出したヒストリーシート

入社の決め手や現在の仕事内容

ーずばり入社の決め手は?

会社を作った方の考えに共感できたことが一番の決め手です。説明会の時点で龍さんの話にビビっと来ていたので、正直その時から「内定もらえたらここに入社しよう!」と思っていました。ある意味一目惚れですよね笑 実は同時期に内定をもらっていた会社がもう1社あったんですが、悩むこともなく決めちゃいました!

ー1年目はどんな仕事をしたのか教えてください!

フロッグ社のセールスチームに配属され、最初は中小企業のクライアントを主に担当していました。研修やロープレを経て、配属2ヶ月後の7月には1人で商談に出ていましたね。

学生の時は疲れたり嫌なことがあったりしたら投げ出してしまいがちだったんですが、社会人になり、そこを踏ん張ってもうひと頑張りできるようになったと思います。自分がやらないとお客様やチームにも迷惑をかけてしまうので、「ちゃんとやらなきゃ」という責任感が強くなりました。

大変なことがあっても丁寧な対応を心がけるようにしていて、お客様から「いつも丁寧に対応してくれてありがとうございます」みたいに言われたときは嬉しかったですね!

ー学生時代から現在で、社会人に対するイメージは変わりましたか?

めちゃくちゃ変わりましたね。学生時代は、社会人になったら週5日嫌々仕事して帰ったら寝るだけのつまらない人生になると思っていたんですが、実際はそんなこと全くなくて。今は働きたくないとかもあんまり思ってないですね笑

セールスチームの先輩は、困ったときに頼れる存在でありながら、時には成長のために背中を押してくれる存在でもあります。普段は冗談を言い合うことも多いですし、オンとオフを使い分けられるようなちょうどいい距離感で働けていると思います!

対談で振り返る実際の面談

ここでは、実際の最終面談を担当した菊池さんと、対談形式で当時の様子を振り返っていただきました!また、入社後の海老原さんについてどう感じているかもお話しいただいてます。

取締役
菊池 健生(きくち・たけお)

ゴーリストのほか、グループ会社のフロッグ社とHumAIn社の全てで取締役を務める。趣味は最近始めたゴルフで、スコア100切りを目指して奮闘中のため冬でも日焼けしている。自宅にメンバーを招いた宅飲みでは、得意な料理とちょっといいお酒で全力でもてなす。大阪出身で、キャッチフレーズは「伸びしろしか感じひんわ!」

ー実際の面談の様子はどうでしたか?

菊池さん「エビちゃん(海老原さんのあだ名)、実際どう?覚えてる?頭真っ白やったんちゃう?」

海老原さん「そうですね笑 ただ、人生ヒストリーシートについて話して、そこから色々聞いてもらったことは覚えてます」

菊池さん「そうやんな。僕から見た第一印象では、正直チャラチャラしてるなとは思った笑 面談やし、自分を大きく見せようとしてたところもあったやろ」

海老原さん「確かに、すっぴん採用とはいえ最終面談だから!というプレッシャーはありましたね」

菊池さん「別にそれが悪いことではないんやけど、ヒストリーシートの話とかを聞いて『愚直に頑張り続けられるポテンシャルはあるな』って思ったからこそ、この子ほんまにすっぴんになれるんかな?っていうのはずっと確認してたな。

一番覚えてるのは、『このまま内定もらえなかったらどうするん?』って聞いたときかな」

海老原さん「最初はすかしてて、『だめだったら就活浪人します』とか答えてましたね笑」

菊池さん「そうなんよ。そこで終わってたら内定出してなかったと思うんやけど、もう一回『ほんまはどうなん?』って踏み込んだときに、『いや~本当は内定ほしいんですよ』って答えてくれて。その瞬間に、被っていた仮面がはがれて素のエビちゃんが現れたんよね笑」

海老原さん「実際、内定がほしくてがむしゃらにたくさん受けてました......『正直、今悔しいんです』みたいなことを話しましたよね」

菊池さん「その追い込まれた時に諦めず自分から行動できるところに、ダイヤの原石見つけたわ、って思ったのを覚えてるわ!」

海老原さん「ありがとうございます!自分としても、今までで初めて面接らしくない面談を受けたというか。本来の自分になった照れや恥ずかしさもありつつ、スッキリしたような不思議な気持ちでしたね」

ー菊池さんから見た入社後の海老原さんはどうですか?

菊池さん「入社後も、まさに『すっぴんになれなくて苦しんだ瞬間』もあったと思うんよね。同じセールスチームに同期が3人配属されて、仲間でもありつつライバル意識もあって」

海老原さん「そうですね。コミュニケーションをうまく取れなくてギクシャクしてしまった時もありました...…もちろん今はそんなことないですよ!笑」

菊池さん「新卒1年目ってみんな仕事ができないところから始まるから、壁にぶつかったときに『助けてほしい』ってちゃんと言えるかどうかが大事だと思うんよ。

できないことでもやってやろう、っていう気概も原動力としては必要なんやけど、うまくいかない時にできていない自分を素直に受け入れて、ヘルプを出せるかどうか。エビちゃんはそれが徐々にできるようになってきたんちゃかな」

海老原さん「確かに、最近は抱え込まずに『わからないです』って言えるようになったし、助けを求められてると思います!」

菊池さん「そうやんな。最近めっちゃ自分から聞けるようになったなって思うもん笑

新しいことにどんどんチャレンジする原動力もあると思うから、とにかく色んな機会に手を挙げて最後までやりきる。今まで走ったことないスピードで走る2年目になるよう応援してるで!」

さいごに

ーこのnoteをご覧いただいている学生さんに、海老原さんから一言お願いします!

自分が就活していた時に戻ったとしたらもう嘘のガクチカは作らないと思います笑 素で話した方が自分に合う会社がもっと早く見つかったと思うし、反対に作った自分で入社する方が入社後に苦労するなって社会人になって気が付きました。

今の時期に就活を頑張り続けている4年生の方って、「止まない雨はない」って言われることも多いと思うんですよね。自分も実際に言われてましたし、苦しんでいる渦中に言われたときは「そんなの綺麗事でずっと土砂降りやん」って思ってました。

ただ、今思うと、それって「勝手に雨雲が無くなって晴れる」のではなく「自分の上にある雨雲から抜け出すために自分が動かなきゃいけない」ということだと思うんです。就活で考えると、やる気がなくてもサイトを10分だけ見てみるなど、少しずつ行動して気づいた時には晴れてると思います。

自分は4年生の2月下旬にゴーリストの最終面談があり内定をいただいたので、まだ間に合います!!諦めず、自分のタイミングで1つずつ頑張ってみてください!

25卒新卒採用、実施中‼

ゴーリストでは、#すっぴん採用というコンセプトで新卒採用をしています!
#すっぴん採用では「志望動機は不要」「オンライン完結」「内定承諾の回答は入社直前の3月31日まで待つ」といった制度を導入しています。

ちょっとでもゴーリストに興味を持った方や、こんなメンバーと一緒に働きたいと思った方はぜひ説明会にご参加ください!

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