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うなぎ旅 第6回 愛知県名古屋市「鰻 木屋 」

こんにちは。@go-go-unagiです。
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夏休みで少し更新が途絶えてしまいました。
残暑と言いますが、酷暑がまだまだ続いておりますが、食欲の秋に向けて投稿を続けていきたいと思います。

名古屋といえば「ひつまぶし」。それもいいが私は「うな丼」推し

さて、今回からは名古屋編をお送りしたいと思います。
名古屋と言うのは、皆さんご存知の通り「ひつまぶし」が非常に有名なのですが、
実は個人的には「ひつまぶし」よりも「うな丼」の方を好んでいます。

他の地域と比べて、すごく甘みがあったり、比較的味がこってりしていたりと、本当に「ああ!うまい!」といううなぎ屋さんが多い地域です。

さて、今日紹介するのは、名古屋市内にある「鰻 木屋」と言うお店です。

名古屋駅からのアクセス良し。予約は2名から。

この店ですが、名古屋市内の中でも、地下鉄の「東大手駅」と言うところから歩いて行くことになると思います。
名古屋駅から行く場合は、栄などで乗り換えなのかなと思います。

私が行った時はタクシーを使ったのですが、1000円ちょっとくらいで行けた記憶があります。

平日の昼の時間に、予約なしでこの店にいきましたが、
念の為、開店10分前には着いてスムーズに入店することができました。

このお店は予約することももちろんできるのですが、
2名以上からの予約になるみたいなので、1人で行きたい場合にはなるべく早い時間帯に行くのが良いのかなと思います。
この辺りはまた後ほど記載します。

全国的にも珍しい「中詰め丼(まむし丼)」スタイル

さて、接客の感じなのですが、席数もかなり多いので、すごくテキパキとした接客という感じです。
でも、だからといってまったく嫌な感じがせず、むしろ皆さんすごく熟達してるような接客をしてくれるので、安心感があると思っていました。

そして、メニューについてです。
このお店ではひつまぶしが人気ということなのですが、
あえてのうな丼を頼みまして、サイズは松にしてみました。(おそらくうなぎ1匹分)

また、このお店のうな丼の特徴として、「中詰丼」と言うものになっています。
これ割と珍しくて、「ご飯の中にうなぎの蒲焼が1~2切れが入ってる」のです。
(見たことあるし、そう珍しくないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実際多くの店を回ると、ほとんどのお店では出していないです)

ちなみに「中詰丼」は「まむし丼」という名前でも他の地域では呼ばれたりします(むしろ「まむし」の方がよく知られているかもしれないです)。

基本的に中詰め丼、まむしと言うのは、西日本エリア(関西焼き)で見かけます。
関西焼きの場合、蒸さずにうなぎを焼くので、非常にカリッとした食感になりますが、
このカリッとしたうなぎを、ご飯の中に埋めてしまうことで、蒸されたような状態にし、
ふわふわ食感も楽しむことができる、というのが売りになっています。

照りを見るだけでよだれが

注文してから15分位でやってきました。
器が非常に美しい…

器も美しい

そして見てください、この照り具合。

この照り具合。。。

先ほどもお伝えしたとおり、名古屋のうな丼(蒲焼)は照りが非常に強いです。(そしてそれがめちゃめちゃ食欲をそそります)
もちろん見た目通りに、非常に濃い味付けなのですが、お腹が空いているときには、貪るようにすごい勢いで食べれてしまいます。

名古屋の醤油の特徴として、甘い・濃いというのがあります。
うなぎといえば、関西風か関東風か、という2つで捉えられることが多いですが、個人的には、「その地域の醤油」というのも味に大きな影響を与えるので見逃してほしくないポイントではあります。

さて!実際に食べてみます。
食感はパリフワ系なんですが、その上にサクッとした食感もあって、それが非常に美味さを口の中に伝えてくれます。

もっとこうであれば…と言うところは、ご飯の硬さについて、
個人的にはもう少し固かったほうが嬉しいなと思いますが、ここは人それぞれなのかな、と思います。

中詰めではいっているうなぎの蒲焼は狙い通りパリフワではなくて、フワフワした食感になっています。
ただし、蒸されたせいか、せっかくのタレの濃さが薄くなってしまうところは個人的にはタレを増すとか何かないかなと思いました。
中詰めが出たところで山椒を多めにかけるなどすると、おいしさが担保されそうな予感もしていますので、
もしこのお店に行く方がいましたら、ご参考までに。

近所に愛される名店の良さにほっこり

そしてこの店なんですけれども、回転非常に早いと思いました。
あと予約が結構多いみたいで、席がいっぱい空いているのに、1人同士のお客さん相席となっていたりもしていました。

ですので、できるだけ予約をすることをおすすめしたいと思います。

あと、このお店の別の良さなのですが、
やっぱりご近所の方々に愛されてるんだろうなぁっていうのが雰囲気としてすごく伝わってきました。

私が行った日に、私の隣に座ったのかおじいさんとおばあさんがよく来られるご夫婦だったようで、「うなぎ早く来ないかな。楽しみだなぁ」みたいな会話をしていまして。

その方々は、ビールとうざく、うな丼を頼んでいたんですけれども、
うな丼が出てくるまでの間に、おばあさんがおじいさんに、ビールを注いであげて、仲良さそうにお話ししながらうざくをつまんで、
うな丼が出てきて、いつもおいしいねって言い合っているシーンがありました。

単独客な私はそれを横目に見ていたのですが、非常にほっこり、感動的なお昼の出来事でした。

うなぎ屋をめぐっていると、こういったほっこりシーンに出会うことがよくあると思っていまして、
他の業態の飲食店だとあまり感じられない、地域の方々に間接的に触れる機会があるので、うなぎ巡りはやめられないなと思います。

それでは、名古屋編まだまだ続きます。
次回も楽しみに。

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