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損得より善悪の意識がサステナビリティに繋がります。

「損得」より「善悪」。

私がこう考えるようになったのは
30代後半くらいからだったでしょうか。

でも「善」を貫くと
結果的に得することが多いんですよね。
そんなつもりはないのに…。

とにかく「得」しようと
もがいてた若かりし頃の自分に
もっと早く理解しろよ…と猛抗議したいです(笑)。

自分だけ「得」しようと思うと
「損」することが多いんだ、これが。

そりゃ私だって「得」したいっすよ。
「損」なんてしたくはありません。

でも「得」したいなら「善」を貫くことです。
それしか方法はないんです。

やたらと「費用対効果」が問われる時代で
「今だけカネだけ自分だけ」なんて言われて、
右を向いても左を向いても
「コスパ」「コスパ」と
効率ばかりが求められますね。

いや、別にこれ自体が悪いだなんて思いません。
冷静かつ客観的に
「コスパ」を計算すべきシーンも少なくありません。

ただ、何でもかんでも
コスパ優先、コスパ重視、コスパが1番というのは…
それは違うと思うだけです。

時にはコスパを度外視して、
手間暇をたっぷり掛けて、
これ以上ないくらいに時間と愛情を注ぐことも
絶対に、絶対に必要だと思うのです。

何を実現したいのか?
どういう状態を望んでいるのか?

冒頭の「損得」より「善悪」というのは
突き詰めて考えれば、
「善」を貫いたほうが「得」できますよ…だと思います。

裏を返せば
得しようとばかりしていると損しますよ。
それは悪に繋がりますよということです。

昨今、続く強盗や闇バイトなどの犯罪は
すべからく得しようとして損して悪になるという
バカげたサイクルに自分をハメこんでいます。

日本人はここまで落ちたんです。
これからさらにひどくなっていくでしょう。

道徳、倫理、哲学を軽視したツケですね。

バカを相手にしていてはいけない。
バカを意識してはいけない。

私たちは向上心を持って
自分を磨いていくべきです。

優れた人は静かに身を修め徳を養う。

無欲でなければ志は立たず
穏やかでなければ道は遠い。

学問は静から、
才能は学から生れる。

学ぶことで才能は開花する。
志がなければ学問の完成はない。

心穏やかに勉強しましょう。
たくさんの本を読みましょう。

私の見たところ
読書家にバカはいません。

リスキリングどころじゃない。
人として、社会にどう貢献するのか?
今こそ正義感を持って
自分を社会に活かさねばならないのです。

だって、それが自分に跳ね返ってくるのですから。

人を騙して、
何千万、何億を手に入れても、
まともなことに使われません。

ギャンブルしたり、
高級車や高級マンションを買ったり、
その程度の恥ずかしい使い途しかないんです。

あっという間になくなり、
また悪に手を染める。
そしていずれ全てが露呈し人生を棒に振る。
バカでしょ。

仮に犯罪で何千万、何億を手に入れても
保育所を建てた、
図書館を建てた、
発展途上国に寄付した、
震災復興に資金をつぎ込んだ、
こんな活動をするならばまだしも
まったく聞きませんもんね。

所詮、私利私欲だけ「悪」の世界です。
必ず「損」します。

ビジネス界だって
「損得」より「善悪」です。

特にサステナビリティを目指す企業は
「善」を常に意識して
社会に良質な商品やサービスを届けねばなりませんね。

残念ながら「損得」勘定ばかりの企業や
経営者、幹部は多いですけどね。

こんな会社や人は長続きしません。
すぐに消えていきます。

世知辛い世の中ではありますが、
本物って必ず生き残るものです。

本物とは「善」を貫くということです。
サステナビリティはここにあります。


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