その先を想像できてる?
本当のコミュニケーション能力は
「話す」ことより
「聞く」ことのほうが大事だとよく言われます。
正直、私は素直に賛成できなくて、
「聞く」能力の
さらに「その先」がポイントじゃないかと。
だって相手が
必ず本当のことを話すとは限りませんし、
普通、何らかの忖度のようなものがあって
「本音の全て」は言わないことが多いでしょう。
そういうことを理解した上で、
言っている事の先とか
裏とかを察する能力も含めた
「聞く」であるべきだと思うんですね。
そういう「読む」能力を発揮しながら
少しずつ相手の本音を引き出そうと思えば
こちら側の「話す」能力が大事になります。
どのタイミングで、何を言うか。
結局、「話す」も「聞く」も大事なんですよ。
安易な決めつけは
だいたい表層的で浅いですね。
私は転職支援の仕事を長くしていますから
「傾聴」が大事だと言われますけど
「傾聴」だけではお話しになりません。
でもバカな上司が
「傾聴」「傾聴」と言い続けて
「聞く」だけ終わってるケースは少なくありません。
「聞く」のが大事なのは当たり前ですよ。
問題はそれ「だけ」じゃないでしょということですね。
思考や行動は
その先、さらに先と
発展させていくのが大事ですよね。
それができるかどうかは
自主性、自発的、自分事あたりの
スキルが必要でしょうか。
「やる気」があるから
行動を起こすのではなく、
「やる」からモチベーションが上がって
行動し続けるんですって。
まあ何の根拠もない話しですが、
私は納得しました。
やる気が出たらやるというのでは
結局やらないことが多いです。
でも四の五の言わずに
やっちゃう人は…強いですわな。
これも同じで
「やる」のは当たり前なんですよね。
問題はその先。
「やる」ことを拒否するなら
まあそういう人生を歩むしかなくなります。
若いうちは突っ張ってしまうものですけど
中高年になって後悔しないように。
生活水準は
キャリアに応じたものになりますから。
つとめても
なおつとめても
つとめても
つとめたらぬは
つとめなりけり。
新渡戸稲造が述べたようですが…
あるお寺の和尚さんが
こんなふうに漢字を当てはめてました。
勤めても
なお努めても
勉めても
つとめ足らぬは
務めなりけり。
個人的には平仮名のほうが
柔軟性と広がりがあって好きですけど
漢字もわかりやすくていいですね。
明日からまた「つとめて」まいりましょう。
大事なのはその先なんですよ。
常に先を考えないとね。
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