患者さんにに知ってもらいたい医療10ヶ条
新型コロナの発生により、
ここ数年、私たち一般人も
医療に対しての関心が高まってきていますね。
過酷な医療現場で頑張ってくれている
医療従事者に感謝や労いをと思う人もいれば、
謂れのないクレームを付ける人までいて、
関心の中身は良くも悪くも多様です。
しかし、日常的に
医療従事者と話す機会が多い私としては、
医療はあらゆる産業の根幹であり、
医療従事者は国の宝であると考えています。
すべての医療従事者とまでは言いませんけど、
ホント美学を持って、
困難な状況に奮闘している方が多いのは
間違いありません。
そんな中で、私たち一般人が
せっかく医療に関心を持ったのならば
これは知っておいたほうがいいよという
情報を見つけましたので、ご紹介いたします。
<患者さんにに知ってもらいたい医療10ヶ条 >
1、医療は不確実である。医療には限界がある。
医師がどんなに手を尽くしても亡くなることはある。
2、医師はエスパーではない。
症状をきちんと伝える為に予めメモをまとめておこう。
3、医師は敵ではない。
敵なのは病気であり、医師は共に戦う仲間である。
4、医師は病気を治すのではない。
医師は病気を治す手伝いをするものである。
5、新聞やニュースの医療記事を鵜呑みにしない。
偏向報道の場合があるので出来たらネット等で調べてみよう。
6、「たらい回し」「受け入れ拒否」と言う言葉は使わない。
たらいは回っていないし、
拒否よりも「受け入れ不能」が適切である。
7、“ベッドが満床”のベッドは物理的なベッド以外に、
酸素マスクや看護する人員等含んだ設備と言う意味がある。
8、「一般人だからわからない」と言わずに調べるくせをつけよう。
自分の病気についても人任せにしないで正しい知識をつけよう。
9、時間外の救急外来に平日昼間のような設備や人員は望めない。
10、医療崩壊について調べてみよう。
医師不足や受け入れ不能事件の一因は
我々にもあることを自覚しよう。
誠に残念ですが、
クレームを付けてマウントを取っても
医療はそんな人のためにあるものではなく、
ブレずに粛々と医療を提供するでしょう。
であるならば、
私たち自身が医療を知り、
適切に罹ることで
私たち自身にもメリットがあるのですね。
是非この10か条、
頭の片隅に入れて下さい。
それがあなたのためでもあります。
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